DFS

Macintosh クライアントが Microsoft 分散ファイル システム(DFS)を使用できるように Access Connect を設定できます。サーバー側構成に加えて、Access Connect Zidget ダッシュボード ウィジェットのインストール(Mac OS X 10.4 以降の場合)、クライアント アプリケーションまたは構成ファイルに対するアップデートのいずれか(Mac OS X 10.5 以降の場合)が、DFS にアクセスする必要がある各 Macintosh クライアントで必要となります。必要なクライアント側構成の詳細については、「Zidget クライアントのインストールと構成」の資料を参照してください。 

DFS サポートでは、[設定] ダイアログの [セキュリティ] タブでの 2 つの設定も必須です。DFS を機能させるために、有効なディレクトリ サービス資格情報を入力し、[UNIX パーミッションと ACL のサポート] を有効にする必要があります。

設定: DFS 設定

セクションの内容

名前空間

ターゲット サーバー

名前空間

名前空間を追加するには、[追加] ボタンをクリックします。DFS 名前空間のパスを入力するように要求するメッセージが表示されます。 Access Connect は、入力された DFS 名前空間が有効であることを確認しようとします。有効でない場合、DFS 名前空間のパスを修正するように要求するメッセージが表示されます。 

Access Connect により、DFS 仮想ルート ボリュームが、Access Connect プログラム ディレクトリにある「Access Connect DFS Volumes」フォルダに自動的に作成されます。このボリュームには、DFS 名前空間内のターゲット サーバーへのリンクが含まれ、DFS ドメインまたはホスト サーバー名と一致するボリューム名を持つ共有ボリュームとして追加されます。DFS 仮想ルート ボリュームが作成されるロケーションは、[DFS] 設定タブの [詳細設定] を選択して変更できます。 

新たに追加された名前空間の情報が反映された [DFS] タブに戻ります。左に名前空間が一覧表示され、その名前空間内のターゲット サーバーが右に表示されます。[名前空間] リスト内の [有効] 列は、名前空間が正常に検証されたかどうかを示します。 DFS 名前空間を後で削除する場合は、その名前空間を選択し、[削除] ボタンをクリックします。

ターゲット サーバー

各ターゲット サーバーへの接続に Macintosh クライアントが使用するプロトコルは、ターゲット サーバーごとに構成できます。名前空間が初めて追加されると、Access Connect はその名前空間の各ターゲット サーバーに関して、AFP プロトコルをサポートしているかどうかを検出しようとします。AFP がサポートされている場合、ターゲット サーバーはデフォルトで [AFP] に設定されます。AFP サポートを確認できない場合、ターゲット サーバーは [オフ] に設定されます。[オフ] に設定されたターゲット サーバーへのリンクは、Macintosh クライアントの DFS ボリュームには表示されません。Macintosh クライアントが SMB を使用してターゲット サーバーに接続するようにする場合は、個々のサーバーに [SMB] オプションを選択できます。ターゲット サーバーに後で Access Connect をインストールする場合は、[DFS] 設定タブに戻り、そのサーバーに [AFP] を選択できます。