Microsoft 365 上のデータを保護するためのバックアップ
- 月間アクティブユーザー数が 4 億 0000 万人を超える Microsoft 365 は、多くの組織に利用されている、頼れる生産性向上ソリューションです。
- しかし、サードパーティによるバックアップがないため、ビジネス上の機密データはデータ損失(例:偶発的な削除やマルウェア攻撃)の危険さらされています。
- Teams に対する攻撃が増加傾向にある中、Microsoft は新たに 1,220 のCVE(共通脆弱性識別子)を報告しました。
なぜアクロニスなのか?
アクロニスは、クラス最高のクラウドツークラウドのエージェントレス バックアップ & 復元技術を使用したバックアップ & 復元ソリューションを提供し、Microsoft 365 上のデータを保護します。
- エージェントレスバックアップの活用業界最高クラスのクラウドツークラウドのエージェントレス バックアップ &復元技術を使用して、顧客の Microsoft 365 データのバックアップとリカバリを可能にします。
- 脆弱性に対処すべての Microsoft 製品の脆弱性を監視し、脆弱性の重要度によって優先順位を付ける自動パッチ管理を使用して、迅速にセキュリティギャップを排除します。
- データを保護しコンプライアンスを向上Microsoft 365 上の重要なデータのバックアップと復元を確実にし、法規制へのコンプライアンスを向上する。
Microsoft 365 上のデータを保護するための主な機能
- 1 つのソリューションであらゆるワークロードに対応ライセンス、トレーニング、統合のすべてでコストを削減。Acronis Cyber Protect Cloud は、物理、仮想、クラウド、モバイルを含む 20 以上のプラットフォームにまたがって顧客データを保護する、スケーラブルなソリューションです。
- 粒度の細かい高速復元クライアントのデータを数秒で復元し、ダウンタイムを避け、ビジネス継続性を確保します。必要なデータを 1 点ごとに(例:Eメール、ファイル、サイト、連絡先、添付ファイル)バックアップおよび復元できます。
- 新しい Microsoft 365 アイテムの自動保護Microsoft 365 のバックアップ管理を効率化。新しいユーザー、グループ、サイトを自動的に保護します。
- バックアップデータの高速検索必要なファイルを数秒で取得。メールボックスの検索機能の拡張によって、メールの件名、受信者、送信者、日付で検索を実行。さらに、単語の一部など限定的な情報を使った検索や、Teams、OneDrive for BusinessやSharePoint Onlineでサイトアイテムやファイル名による検索も実行できます。
- 強力なステータス監視機能高度なレポート機能および重要イベントのウィジェットや通知、アラートを含むバックアップステータスの監視機能により、高いレベルの透明性とセキュリティを実現します。
- グループ管理ユーザーが数百人にも及ぶような大規模なグループには、専用のポリシーをまとめてアップデート・適用します。
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アクロニスは、バックアップおよびデータ保護のマーケットリーダーです。
- 20,000+サービスプロバイダー
- 150+以上の国
- 4,000,000+以上のワークロードを保護
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よくあるご質問(FAQ)
Microsoft 365 にはクラウドバックアップはありますか?
Microsoft 365 上のデータは、クラウド上にバックアップすることもできます。しかし Microsoft は、ユーザーに限られたバックアップ機能しか提供していません。若干のデータ保持・復元機能は利用できますが、堅牢なバックアップおよび復元サービスへのアクセスはありません。ビジネス上、Microsoft はデータへのアクセスに焦点を当てているようです。データ保持とデータインテグリティはユーザーの責任です。
とはいえ、Microsoft には Microsoft 365 上のデータを 12 時間に 1 回バックアップする、ベーシックなバックアップ機能を提供しています。(そのデータはクラウド上に 14 日間保存されます)。
しかし、バックアップからファイルやフォルダを復元しようとすると、全データの復元を開始する必要があります。バックアップ全体を復元すると、指定の(ターゲット)ドライブにある全てのデータが上書きされてしまいます。また、それによって目標復旧時間(RTO)が非常に長くなり、最新のビジネスデータの完全なバックアップを新たにとらない限り、さらなるデータ損失につながります。
企業の規模やビジネス上の重要なデータ(文書、Eメール、チームチャット等)の量によっては、Microsoft 365 にもともと備わっているツールでは十分な保護とはなりません。さらに、Microsoft 365 にもともと備わっているバックアップは、「真のバックアップ」ではありません。つまり、Microsoft はユーザーの Microsoft 365 アカウントのデータを、プライマリデータセンターと同地域にある 2 つ以上の異なるデータリポジトリにミラーリングしています。ローカルベースの災害に対してはデータを保護できたとしても、人的エラーから保護することはできません。ミラーリングは同期の一形態であるため、プライマリネットワーク上のデータに加えられた変更が、次回の同期で両リポジトリに反映されてしまいます。よって、誤って重要な文書を削除してしまった場合、バックアップからもそのデータが消されるのです。
まとめると、Microsoft 365 はある程度のクラウドバックアップ機能しか持ちません。専門のサイバーセキュリティ機能や適切なバックアップツールに任せたいとお考えでしたら、サードパーティのバックアップソリューションのご利用を推奨します。
Microsoft 365 のバックアップは必要ですか?
バックアップは、個人ユーザーにも、あらゆる規模の企業にも必須です。
個人ユーザーの場合、大切な写真や文書、個人を特定できる情報(PII)まで、PC やノートパソコンに入っていると思われます。フィッシングやサイバーセキュリティ攻撃に遭った場合、犯人はあなたのデータへのアクセス権を獲得します。また、そのデータを人質状態にして身代金を要求したり、データを闇マーケットに売ったり、データを ID の窃取や詐欺に利用したりします。ランサムウェアのシナリオの場合、完全バックアップがなされていれば、インテグリティを損なうことなく、新しいデバイスに全てのデータを確実に復元できます。
包括的バックアップは、デバイスが物理的損傷を受けたり、盗難に遭ったり、重要なファイルや文書を偶発的に削除してしまったりした場合にも有効です。バックアップデータが専用のクラウドに保存される場合には特に、信頼できるバックアップは、データをいつでも復元できることを意味します。
ビジネスにとっては、重要なデータが侵害されると、ダウンタイムが発生し、収入が下がり、ブランドイメージに傷がつくことがあります。ターゲットとするサイバー攻撃は分刻みで進化します。組織は、常に重要データを確実に復元できるようにしておかなければなりません。企業の重要なデータのバックアップをとることで、ビジネスは偶発的な削除、内外のセキュリティ脅威、自然災害等から保護されます。さらに、包括的バックアップは法規制へのコンプライアンスにおける要求事項の達成に有効であるだけでなく、ハイブリッド型のEメール展開や、Microsoft 365 へのデータマイグレーションを管理する際にも役立ちます。最後に、堅牢なバックアップソリューションは保持ポリシーにおけるギャップを埋め、従業員の混乱を少なくし、Teams 上のデータ構造を保護する助けになります。
企業の規模を問わず、完全なシステムバックアップがあれば、セキュリティインシデントが発生した場合でも、必ず立て直すことができます。バックアップを強化するには、バックアップの「3-2-1 ルール」に従い、データの冗長性バックアップを利用するのが最も良い方法です。そうすれば、万一片方のバックアップが侵害された場合でも、もう片方からデータを迅速に復元できます。
Microsoft 365 の最適なバックアップ方法とは?
Microsoft 365 を利用してビジネス上の重要なデータを扱っている場合、機密ファイルおよび文書を同期するだけでは、人的エラー、サイバー攻撃、自然災害などに対する環境の保護としては不十分です。
データのインテグリティと可用性を保証するには、専用のバックアップ用ソフトウェアを利用し、バックアップの「3-2-1 ルール」に従ってバックアップを作成しなければなりません。Acronis Cyber Protect は、サーバー環境を問わず、迅速で簡単なバックアップを実現します。本ソリューションは、最高レベルのバックアップと強化版マルウェア対策を統合し、最新の脅威からクラウド上のデータを保護します。データの侵害、盗難、破損が発生した場合でも、個別のファイルからシステムイメージに至るまで、あらゆるデータを数秒以内という速さで復元できます。
Acronis Cyber Protect は、Microsoft 365 および OneDrive に対して柔軟で直感的なバックアップを施し、ファイル、フォルダ、Eメールの添付ファイル、アクセス許可をはじめとした様々なデータを安全に保存します。1 クリックであらゆる業務データにアクセスできるため、ダウンタイムが最小化され、ビジネス継続性や安定した収入フローの面でも有益です。全てのバックアップ、クラウドデータ、ローカルエンドポイント保護の管理をウェブベースの単一インターフェースで行うため、IT 担当者を追加で雇ったり、複数のソリューションを組み合わせて使ったりする必要がなくなり、時間と費用の節約になります。
さらに、柔軟な報告および監視ツールへもアクセスできます。高度な報告および監視機能を通じてバックアップのステータスを監視できるだけでなく、カスタマイズ可能なレポート、ウィジェット、重要なアラートも利用できます。プライマリシステムを第 2 のサイトへと移行する必要がある場合、あらゆるハードウェアでユニバーサルリストアが行えます。アクロニスの最適化したシステム復元プロセスにより、データを物理的および仮想のプラットフォームのみならず、異なる新たなハードウェアにも復元できます。このプロセスはクリック数回でできるため、面倒な再インストールや構成に時間を費やす必要がありません。最後に、バックアップ全体に定期的なマルウェアスキャンを行えば、厄介な脅威を検出・除去でき、感染したデータを復元してしまうことを避け、クリーンで迅速な復元を実現できます。
Microsoft 365 クラウドバックアップに最適なストレージとは?
M365 のデータのバックアップにおいて考慮すべきキーポイントがあります。
まず第一に、M365 上の貴社データについて、真のバックアップソリューションを使うことが極めて重要です。Microsoft は M365 に対して、インフラレベルの基本的な保護しか施していません。自社データの安全性は、自ら確保しなければなりません。Microsoft では、偶発的な削除やサイバー攻撃等によるデータ損失への保護対策を行っておりません。そのため、M365 のクラウドバックアップは自ら保護しなければなりません。
Microsoft 365、OneDrive、Azure Active Directory のデータのバックアップに対応したソリューションに任せることが重要です。さらに言えば、粒度の細かいデータ復元ができるソリューションが最適です。ファイル単体がほしいだけなのに毎回完全なシステムイメージを復元しなければならないのは非生産的であり、時間や労力が余計にかかります。加えて、場所を選んでバックアップを復元できなければなりません。M365 クラウドへの復元を要求するシナリオがほとんどですが、M365 の異なるサブスクリプションや、専用のサーバーへの復元が望ましいのではないでしょうか。その場合、複数のシステムへの復元を可能にする柔軟なソリューションが必要です。
また、サービス内容合意書の要求を満たし、コンプライアンス監査に必要なレポートを発行できるソリューションをお求めではないでしょうか。包括的なレポートで担当チームの負担は軽減され、監査プロセスがスピードアップし、最終的に費用の節約になります。
最後に、M365 クラウドバックアップには、防御のしっかりしたストレージロケーションが必要です。最も高度なマルウェア対策およびウイルス対策機能によって、あらゆる潜在的なサイバー脅威から保護されているという確信のもとに、重要な情報を保存できなければなりません。保存時と転送時の両方をカバーし、データがいつでも利用できるとともに、異なるシステムに迅速かつ確実に復元されるソリューションを利用しましょう。異なるキャリアの複数のストレージ(オンプレミスやオフサイト等)に複数の複製バックアップを保存しておくのも理想的です。従って、ダウンタイムを避けて競争力を保つために、バックアップの「3-2-1 ルール」に従ったソリューションが必須だと言えます。
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