2017年5月15日  — 10 分で読めます
Acronis
2017年5月15日  — 10 分で読めます
【緊急アップ】ランサムウェア「WannaCry」のような被害を防ぐためにやるべき事
ランサムウェア「WannaCry」によるサイバー攻撃により、世界中が混乱しまし た。 単にパソコンが使えなくなったり、企業の業務に問題が発生しただけでは無く、イギリスでは病院が影響を受けるなど、社会的にも大きな影響が出ています。 同じような事にならないように、改めて、セキュリティ対策を見直す必要があります。 今回のWannaCry(他にWanna Cryptor、WannaCrypt、WannaCryptor、Wcryなど)はWindowsの脆弱性を利用したマルウェアですが、マイクロソフトによりますと、2017年3月に公開したアップデートを適用していれば影響を受けません。 マイクロソフトはWindows 10では影響がないとしていて、主に問題があったのはWindows 7、Windows Server 2008などでした。さらに、サポートが終了したWindows XPなどの以前のOSにも影響がありました。 社会的に大きな影響が出たため、マイクロソフトはサポートが終わったOSに対しても この問題に対する特別なアップデートを提供しています。 https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/05/14/ransomware-wannacrypt-customer-guidance/ マイクロソフト ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス 身代金を要求するランサムウェア自体を初めて聞いた場合はこちらのブログを参考にし てください。 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/ransamuueatoha ランサムウェアとは つまり、普段からサポートされているOSを利用し、定期的にアップデートしていれば この被害を受けることはありませんでした。 仮にアップデートを適用していない場合でも、アクロニスがランサムウェア対策に提供 しているActive Protectionは、今回のWannaCryでも有効に機能したようです。 Active Protectionは個人向けのAcronis True Image 2017 New Generation、現在ベータ版を提供中のAcroins Backup 12 Advancedで利用可能なランサムウェア対策機能です。 Active Protection機能はランサムウェアが仮に動作しても、それを検出して停止し、ファイルをバックアップから元に戻す機能を提供しています。 詳細はこちらをご覧下さい。 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/active-protectionderansamuueanobei-hai-wofang-gu Active Protectionでランサムウェアの被害を防ぐ http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/shi-jie-zhong-nimeng-wei-wozhen-ruuransamuuea-acronisnodetabao-hu-soriyusiyonde-detawoshou-re 世界中に猛威を振るうランサムウェア。Acronisのデータ保護ソリューションで データを守れ!! Active Protection機能は、今回のような脆弱性が事前に分かっており、対策もあるような場合でも有効ですが、本来は未知の脆弱性に対する攻撃で動作する ことが理想の機能です。 ■古いOSは利用しない 今回は世界的に大きな影響があったため、マイクロソフトはWindows XPなどの古いOSに対してもWannaCryが利用した脆弱性のアップデートを特別に提供しました。 Windows XPなどの古いサポートが終わったOSは、これ以外にも多くの脆弱性があります。別の脆弱性を利用した攻撃があった場合、今回と似たような大きな問題が発 生する可能性があります。 このため、古いサポートが終わったOSは利用すべきではありません。 ■定期的にOSやソフトをアップデートする Windowsに限らず、一般的に利用されているほとんどのOSやソフトには、何らかの脆弱性が含まれています。 セキュリティのリスクが低い物から、重大な問題がある物まで様々ですが、発見され次 第順次修正されています。 この脆弱性をふさぐのがアップデートとなります。 Windows 10では基本的にOSの更新は自動的に行われます。まだ利用者が多いWindows 7の場合、設定によっては自動的に更新されません。管理者が更新をコントロールしている場合を除き、基本的に自動更新が推奨されます。 Windows 7での自動更新設定画面 自動的に更新設定している場合でも、更新に問題が発生していないかを定期的に確認しておきましょう。
2017年5月10日  — 6 分で読めます
Acronis
2017年5月10日  — 6 分で読めます
Acronis True Image 2017通常版にクラウドバックアップ機能を追加する方法
個人向けバックアップソフトAcronis True Image 2017は、利用したい機能に合わせ複数の版(エディション)があります。 大きく分けると、毎年料金を支払って利用するサブスクリプション版と、1回購入すると永続して利用出来る通常版(永続版)です。 サブスクリプション版にはクラウドへのバックアップ機能のような付加機能がありますが、永続版は外付けHDDなどへのバックアップ機能のみです。 永続版でクラウドへバックアップするには、クラウドアドオンを購入することで可能です。 このクラウドアドオンを購入する方法を解説します。 ■Acronis True Image 2017の永続版とサブスクリプション版の差 クラウドアドオンの説明の前に、1台のパソコンで使う場合の各版の標準価格を見てみましょう。(2017年5月現在) サブスクリプション版は、クラウドストレージが付属し、1年間利用できるライセンスが3,980円からです。 永続版の場合は、購入時のバージョンを永続的に利用出来て4,980円です。 購入時の価格は永続版の方が若干高いですが、一般的にパソコンの寿命は5年前後ありますので、5年間利用する場合で考えると、サブスクリプション版は19,900円から、永続版は4,980円のみです。 この価格差は、サブスクリプション版の方がより高機能で、より充実したサポートが受けられるからです。さらに、クラウドストレージが付属し、将来登場する最新バージョンを利用出来るので、時代に合わせた新機能を利用可能です。 特に、Windows 10のような定期的に機能が強化されるOSを使用している場合は、サブスクリプション版を利用するメリットは非常に大きいです。 また、サブスクリプション版ではFacebookのバックアップが可能になります。 さらに上位のプレミアム・サブスクリプション版ではランサムウェア対策の Acronis Active Protection機能などもが利用出来るような、より高度なデータ保護ソリューションを利用出来ます。 データ保護を確実に行いたい場合には、サブスクリプション版がおすすめですが、パソコンのデータを外付けHDDにバックアップする事だけ求めているなら、永続版でも問題なく、低コストで利用可能です。 各機能の違いはこちらのリンクもご覧ください。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/true-image-comparison/ Acronis True Image 2017 の機能比較 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/acronis-true-image-2017noxuan-bifang Acronis True Image 2017の選び方 ■クラウドバックアップでデータを多重化しよう 永続版を選んだ場合、外付けHDDなどにデータをバックアップできます。 利用方法にもよりますが、バックアップはパソコンの近くに置いた外付けHDDなどに限られます。 これでもデータは保護できますが、万が一パソコンやバックアップデータを置いている場所に何かがあるとデータを守ることはできません。 手元でもデータをバックアップした上で、インターネット上にもバックアップしておけば、データは複数個所に保存されることになり、何かあったときの備えにもなります。 そのためには、より高度なデータ保護が使えるサブスクリプション版を初めから選ぶのがおすすめですが、永続版でもクラウドへのバックアップは可能です。 ■クラウドアドオンの購入方法 クラウドアドオンの購入は簡単です。 永続版を使用している場合で、クラウドへバックアップをするには、Acronis True Image 2017を起動します。   この画面でアカウントを選択すると、必要な容量に応じたクラウドストレージを選んで1年間分購入可能です。   料金は最も少ない50GBで180円/年です。 写真などもデータもまるごとクラウドにも保存しておくなら500GBで1,980円 /年。 パソコンのデータを、まるごと保存する場合、例えば1TBは3,980円/年です。 クラウドオプションを購入できたら、選んだ容量に応じてフォルダを選択してバックアップの設定をしましょう。 これで、データは複数個所に多重バックアップされます。 一般的には文書ファイルなどをバックアップしておくだけなら50GB程度でも十分だと思います。 年間180円で重要な文書ファイルをクラウドにも保存するのが、データを多重化する最も低コストやり方です。 ちなみにこのブログなどを画像付きでWordに保存したとすると、1MBに満たないので、50GBでファイル5万本以上を保存できます。 さらに便利にするには、500GBで1,980円/年のプランもいいでしょう。 デジカメやスマートフォンの写真含め、パソコン内のほとんどのデータがここに収まってしまう場合もあるでしょう。 この場合、クラウドへのバックアップを基本にして、インターネットに接続している間に自動的に行うのはいかがでしょうか。 さらに、週に1回だけ外付けHDDを接続して手元にもデータをバックアップ。みたいな利用方法でデータを多重化しておくとさらに安心できます。 価格は2017年5月現在です。 ■クラウドにバックアップしてデータをしっ かり保護しよう このように、クラウドへのバックアップが使えると、バックアップデータを多重化し、データを安心して保護できるようになります。 アクロニスのクラウドアドオンのプランは、他のクラウドサービスに比べても非常にお得な価格設定になっているので、クラウドストレージへのバックアップだけの目的で利用するのもお勧めです。 永続版を利用されている方、バックアップのクラウドストレージを利用されている方はこのオプションの導入もご検討ください。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/ Acronis True Image 2017
2017年4月26日  — 8 分で読めます
Acronis
2017年4月26日  — 8 分で読めます
独立系評価団体からAcronis True Image 2017 New Generationが評価された理由
先日、独立系セキュリティ団体のAV-TestとMRG EffitasからAcronis True Image 2017 New Generationが最も優れたデータ保護製品という認定を受けました。    マルウェアのようなサイバー犯罪が増える中、パソコンのファイルを定期的に他の場所へコピーするだけの時代は終わりました。これからは複数のデバイスやクラウド上のデータを、様々な脅威から保護する必要があります。 このためにはOSや使用しているソフトを最新版にし、セキュリティソフトを導入することが必要でさらに、データ保護のためのAcronis True Imageのような製品が必要になります。 そこで問題になるのが、どの製品を選べばいいかということです。 バックアップソフト1つ見ても、多くのベンダーが製品を提供しているので、その中から最適な物を選ぶ必要があります。 これは簡単では無く、とても個人で判断できる物ではありません。 Acronisとしては個人ユーザーの方にはAcronis True Image 2017 New Generationを選んでいただきたいのですが、外部の信頼できる機関がしっかりと調査した結果があったほうが確実です。 これを調査したのが、今回の独立系セキュリティ団体のAV-TESTとMRG Effitasです。 それぞれの調査でAcronis True Image 2017 New Generationのどのような点が評価されたのかを見てみましょう。 AV-TEST AV-TESTはドイツをベースにしたセキュリティ団体で、Acronis True Image 2017 New Generation以外にCarbonite Personal PLUS、CrashPlan Home、iDriveの合計4製品でテストしています。 比較した項目はユーザビリティ、パフォーマンス、機能、脅威からの保護の4項目で す。 ユーザビリティでは、インストール時のクリックが多かった物の最も優れていると評価 されました。 パフォーマンスでは、SSDを生かしたパフォーマンスという評価を受けたので、日本市場でよく使われている薄型軽量のノートパソコンでその効果が最大限に発揮できる物と思われます。 機能面では、AV-Testの39個の項目の内、33の機能があり、システムのロー ルバック機能、クラウドのオプションなども評価されました。 脅威からの保護では、Acronis Active Protection機能が唯一のランサムウェアから保護できる製品として評価されました。 すべての項目で最高の評価を得ました。 バックアップパフォーマンスとして、バックアップにかかる時間を計測していますが、 ファイルサイズにかかわらず他のソフトに比べて高速という結果が出ました。 唯一ポイントを落としたのがバックアップ間隔です。Acronis True Imageはノンストップバックアップを最短5分間隔で可能ですが、20秒ごとのバックアップが出来る製品もあったためです。 https://go.acronis.com/avtest AV-TESTのリポート http://www.acronis.com/ja-jp/pr/2017/04/11-04-53.html Acronis True Image 2017 New Generation、ランサムウェアの攻撃を他社ソフトより10倍速く遮断 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/acronis-true-image-ransamuueanogong-ji-wosu-zao-kuzhe-duan Acronis True Image 、ランサムウェアの攻撃を素早く遮断 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/ransamuueadui-ce-moke-neng-nisitadetabao-hu-batukuatuputuru-acronis-true-image-2017-new ランサムウェア対策も可能にしたデータ保護&バックアップツール Acronis True Image 2017 New Generationが1位を獲得
2017年4月21日  — 4 分で読めます
Acronis
2017年4月21日  — 4 分で読めます
ランサムウェア対策も可能にしたデータ保護&バックアップツール Acronis True Image 2017 New Generationが1位を獲得
ランサムウェアの惨劇が世界を震撼させる中、絶えずデータはもちろん、バックアップデータを保護することはとても重要です。それが、AV-Testが一般的なバックアップソリューションを使ってこれら脅威防止機能の検証を行った理由です。 もしまだ「ランサムウェア」が何か知らないとすれば、あなたはラッキーです。 この悪質なマルウェアは、システムに感染し、データを暗号化し、解読する代償として身代金を要求するからです。ランサムウェアが絶え間なく進化していく中で、確実にそのようなことを防ぐ方法はありませんが、幸いなことに、バックアップソフトウェアとアンチウイルスソリューションもそれに伴って進化しています。(しかも他社よりも早く) AV-Testは、Acronis True Image 2017 New Generation、Carbonite Personal PLUS、CrashPlan for HomeそしてiDriveなどの一般的に知られているバックアップソリューションの脅威に対する保護機能を調査しました。 調査の結果、Acronisが唯一ランサムウェアの検知・遮断し、システムへのランサムウェアの感染を防ぐソリューションと認められる 彼らのラボテストの目的は、システム上のデータがランサムウェアによって被害を受けた場合、きちんと救済されるかどうかを判断することでした。AV-Testチームは、最新のランサムウェアを使ってラボで検証しています。このランサムウェアは、実際にユーザーが感染するのと同じ脅威です。この検証で合格基準は、バックアップソリューションはランサムウェアの攻撃を受けた後、データを回復し、最小限の時間で、データ損失で変更されたシステムを元に戻すことです。AV-Testでは、有効性を測定するために5つの暗号化においてその有効性を調査しました。  (注意) この検証はあくまでも、外部とのネットワークが遮断され、糖度なセキュリティーを保有したラボ内で安全にテストされています。ご家庭などでは絶対行ってはいけません。 今回の検証の結果、Acronisは、システムを感染させることなく、ランサムウェアを検出し停止することができた唯一の製品であることが明らかになりました。これは、ファイルが暗号化されていることを検出できるソリューションを用いて明らかにされました。怪しい動きを検出すると、直ちに停止し通知すると同時にプログラムをホワイトリストに登録するか、(ランサムウェアでない場合は)無期限に停止させることができます。   またAV-Testは、バックアップファイルとバックアッププログラム自体を攻撃から保護することが、いかに重要であるかも指摘しました。 現在入手可能な多くのバックアップソリューションは、ランサムウェアの攻撃に対する対策を提供していますが、Acronis True Image 2017 New Generationは、特にランサムウェアを積極的に保護することが証明された唯一の製品です。たとえバックアップをしていたとしてもそのファイル自体が感染していたら意味はありません。 安心してお使いいただけるデータ保護対策、Acronis True Image 2017 New Generationを今すぐ体験しましょう。 AV-Testの調査レポート(英文):AV-TEST: Data Protection and Backup Software Test
2017年4月20日  — 5 分で読めます
Acronis
2017年4月20日  — 5 分で読めます
Acronis True Image 、ランサムウェアの攻撃を素早く遮断
データ保護には、包括的なバックアップソリューションが必須です。もしそれを怠ると、データを危険にさらしてしまう場合があるからです。ITセキュリティとマルウェアの研究を専門とする国際的独立系ITセキュリティ機関であるAV-Testは、一般的なバックアップソリューションの有効性を評価しました。 ランサムウェアによる悪意ある脅威からデータ を保護するには、単にデータをバックアップするだけではなく、もっと積極的なデータ保護を可能にするような、新世代のデータ保護製品が必要不可欠です。そしてそれは、使いやすく、高速でなければなりません。その理由は、データ保護製品が使いにくかったり、スピードが遅かったりすると、面倒になり使いたがらなくなってしまうからです。 なぜAcronisは、AV-Testによる 評価に合格するだけでなく、1位を獲得できたのか。AV-Testは、一般的なバックアップソリューションのデータ保護機能について、どのように調査したのか調査してみました。 AV-Testは、脅威防止、パフォーマン ス、ユーザビリティ、機能性の4つのカテゴリーに基づいて、Acronis True Image 2017 New Generation、Carbonite Personal PLUS、CrashPlan for Home、iDriveの4つの製品を評価しました。下記通りAcronis True Imageが、他社競合製品より明らかに結果を出していることが判明いたしました。 • 脅威防止スコア:90% Acronis True Imageは、ランサムウェアに対する積極的な保護を備えた唯一のコンシューマバックアップソリューションです。テスト中に試行された5つのreal- world ransomwareの攻撃をすべて停止しました。 • パフォーマンススコア:92% Acronisは、フルバックアップと増分バックアップのバックアップと復元の時間を含む、テストされたすべての項目で競合製品を上回りました。Acronis True Imageは、競合他社よりも平均で2倍、最高点では10倍高速でした。 • ユーザビリティスコア:78% Acronis True Imageは、すっきりとしたインターフェイスと簡単なセットアップで最高得点を達成しました。 • 機能スコア:85% AcronisとiDriveが、第1位になりました。このカテゴリーでは、両社ともこのカテゴリーで要求される39種類の機能のうち33種類を搭載していました。この報告書では、Try&Decide、System Cleanup、およびモバイルデバイスバックアップの機能と、バックアップ先がクラウドの場合にデータを格納する9つの国のうちの1つを選択する機能について特に述べていました。 競合他社と比較すると、AV-Testのレ ポートによると、Acronis True Image 2017 New Generationは、ローカルストレージにデータをバックアップして復元するときに、競合製品よりも最大10倍高速になります。また、さまざまなデータ・ワークロードとパフォーマンス・シナリオの範囲で最も優れたソリューションでした。そしてAcronis True Imageはそれを粉砕しました。AV-Testが発表したレポート(英文)はこちらからご覧いただけます。 このレポートでは、Acronis True Image 2017 New Generationでは、ローカルストレージにデータをバックアップして復元する際に、競合製品よりも最大10倍高速に検出されました。 Acronis True Image 2017 New Generationは、ランサムウェアに対する積極的な保護を提供する唯一の製品でした。報告書によれば、ファイルがすぐにバックアップされなかった場合でも、迅速にファイルの破損を修復しました。これにより、Acronisのユーザーは、悪意のある 脅威からデータを失うことに対する懸念が他社に比べて低いということを表します。 そして最終的に、Acronisはテストされた各カテゴリーで第1位になりました。AV-Testは、「悪質な脅威からデータを保護する能力を備えており、包括的なデータ保護ソリューションを提供し ています。卓越したパフォーマンス結果と統合された保護機能を組み合わせた使いやすい機能は、Windowsユーザーにとって優れたデータ保護を提供します。」と述べています。 AV-Testの調査レポート(英文):AV-TEST: Data Protection and Backup Software Test
2017年4月14日  — 7 分で読めます
Acronis
2017年4月14日  — 7 分で読めます
ATMを狙う自己削除型マルウェア その他 最新情報
新年度早々新しいマルウェアが発見され、新たな脅威が発生しました。 どんな新しい手法で自分たちのデータを攻撃してくるかわかりません。だからこそ情報収集を行うことは重要なのです。 OSのトップの座は、Microsoftを抜いてAndroidに その時はついに訪れました。マイクロソフトがOSのTopの座を奪われました。 StatCounterの調査報告によると、Androidが首位になりました。デスクトップ、ノートブック、タブレット、モバイル機器で最も多く使われているOSはAndroidであるとCNETはレポートしています(英語サイト)。3月には、Androidの世界市場シェアは、Microsoftよりも0.02%も高い37.9%で、首位に立ちました。 Android OSへの移行の理由には、スマートフォンなどの着実な成長とPCの売上の減少があります。 マイクロソフトは、このニュースに対してコメントを発表しませんでしたが、別の声明を発表しました: 「毎月4億台以上のアクティブデバイスに Windows 10が搭載されていることは喜ばしいことです。最も重要なことは、Windows 10は以前のバージョンのWindowsよりも製品満足度が非常に高いということです。」 これは、Microsoftに代わって Androidがトレンドの主流になりつつあることを示しています。2012年には、マイクロソフトのシェアは82%、アンドロイドのシェアは2.2%に過ぎなかったのです。 しかし、Acronis製品は、両方のOSに対応しているため、Microsoft OSユーザーにとっても、Android OSユーザーにとって喜ばしいことです。Windows PCとAndroid Galaxy s7のどちらを使用するか悩んだ場合でも、データのバックアップは万全であるということです。 ATMから現金を窃取する巧妙化されたファイルレス マルウェアとは ATMから現金を抜き取られる被害が増加しており、その際使用されるマルウェアはますます巧妙化されています。 ATM内の現金を引き出すことができるファイルレス マルウェアの存在についてはほとんど知られていません。というのも、このファイルレス マルウェアは犯行が終わると自己削除されるというものだからです。Bleeping Computerによると、このマルウェアは、少なくとも40カ国の政府機関や金融機関に侵入していたことが判明したと発表しています。 これのタイプのマルウェアは、ATMの現金を抜き取るマルウェアとしては新種ではありませんが、自己削除という意味では初めて確認されたもので、自己削除することで、そこにあったという証拠を本質的に消去してしまいます。 それゆえ研究者たちは、このマルウェアを使用した犯罪数を確定する方法がありませんでした。ほぼすべてのケースでマルウェアは犯行が終わると自らを削除し、システムからすべての痕跡を消去します。その中でたった1つのケースが「tv.dll」という痕跡を残したことで、これにより研究者たちは、多くの金融機関を攻撃していたという実証を確認できたのです。 ハッカーは、リモート管理機能を悪用して金融機関のネットワークに侵入し、ATMと通信します。その後、WindowsツールとPowerShellマルウェアを使用して、標的となるATMシステムにアクセスします。現金を引き出す人が所定の位置につくと、次にハッカーはcommand.txtファイルを使ってATMに指令を送ると、所定の位置につ いた実行犯は現金を引き出すことができるのです。 つまり、自社のシステムでリモート管理機能をハッカーに悪用されないように、より強固なデータ保護技術を実施する必要があります。 標的をiOSからAndroidに変えたペガサス マルウェア 悪名高いペガサスマルウェアは、その手口を拡大しています。 TechTargetによると(英語サイト)、iOSへの攻撃として知られているペガサスは、Android搭載のデバイスに標的を変えています。(英語サイト) Lookoutの研究者は、マルウェアがiOSからAndroidに標的を変えたことで、今後はAndroidユーザーに悪影響を及ぼすと確信していま す。 ペガサスの変種(Googleによって Chrysaorと呼ばれるAndroid版)の後ろ盾を使ったサイバー犯罪者たちは、ジャーナリスト、権利活動家、政治的反体制派をも追い詰めています。これらの被害は、iOS用のペガサスマルウェアのターゲットと同じものです。 "サイバー戦争企業と言われるNSOグループは、個人をターゲットとするOSに高度なモバイルスパイウェア機能を所有しています。これらのシグナルを調べたところ、Android版ペガサスは、イスラエル、ジョージア、メキシコ、トルコ、アラブ首長国連邦などの携帯電話で動作していたと判断しました。」と、Lookout Security IntelligenceのMike Murray副社長は述べています。 Androidの亜種は、Android版のマルウェアの「最先端」とみなされています。メッセージを盗み、電話をかけたり、スクリーンショットを撮ったり、カメラやマイクを制御したりすることができます。またAndroid版はiOS上よりも容易にインストールできるも特徴です。 だからと言って解決策がないわけではありません。このマルウェアの亜種は、広範囲に拡大はしていません。せいぜい36例くらいです。 そして、このモバイル マルウェアの被害から身を守るために、データを正しくバックアップし、モバイルデバイスのデータバックアップも、バックアップ計画に含めることが大切です。 小児科医を攻撃するランサムウェア ランサムウェアは、あなたが誰であろうが、あなたが何をしていようか、そんなことは気にしません。データを人質に取るためには、暗号化できるものはすべて暗号化してしまいます。そしてまさにテキサス の小児科医で事件は起こりました。 ABCD小児科医(米国)は、2月6日午前、医院の保有する個人情報がランサムウェアの攻撃に遭ったと声明を発表しました。 同社は、ハッキングされていることを認識し、即座に停止させましたが、アンチウイルスの暗号化が遅くなったものの、完全に停止させることはできませんでした。分析の結果、このウイルスは 「Dharma Ransomware」と識別されました。幸いなことにABCD小児医院は、ウイルスと破損したデータを削除し、以前のバックアップを使用してデータを復元し、組織を元に戻し再稼働させることができました。 声明によると、機密情報は失われたり盗まれたりすることはありませんが、ハッカーがサーバにアクセスするにあたり、一定期間患者データに対して、すべての脅威を排除することはできませんでした。 ABCDは、この事件を通じて機密情報が安全であることを高度に確かめることはできません。一般的に、影響を受ける情報には、氏名、住所、電話番号、生年月日、その他の人口統計情報、社会保障番号、保険請求情報、手続き中のテクニカルコード、医療記録、および検査報告書が含まれている可能性があります。 ABCD小児医院は、今回の感染を比較的容易に阻止することができましたが、依然として個人情報が公開されている可能性があります。このような脅威があなたやビジネスに被害をおよばさないようにするには、確実なデータ保護と災害復旧計画を実行することが重要です。
2017年4月6日  — 7 分で読めます
Acronis
2017年4月6日  — 7 分で読めます
Windows 10 Creators Update前にパソコンをバックアップしよう
Windows 10 Creators Updateが2017年4月11日から提供されます。 Windows 10になってから3回目の大きなアップデートです。Windows 10を含め、ほとんどのOSのアップデート時にはトラブルが発生する可能性も高く、事前のバックアップは必須です。 今回はWindows 10のアップデートについてと、OSアップデート前に準備しておくことを紹介します。 無償で提供されるWindows 10のアップデート マイクロソフトのWindowsは、仕事や家庭などで使うパソコンのOSとして広く普及しています。 過去のWindowsは、有料で数年に一度、 大きなアップデートとして提供されていました。 Windows XPからVistaへは5年、Windows Vistaから7へは3年のように、数年に一度、新バージョンが提供されていました。 有料なことや、バージョンアップでの不都合を考え、自らアップデートする方は多くなく、新しいWindowsを使うのは、パソコンを買い換えた時が定番だったと思います。 企業ユーザーの場合は、使用しているソフトなどの関係で、新しいパソコンにしても、数世代前の古いOSを使い続けていた事も多かったと思います。 2015年に提供されたWindows 10からは、アップデートのポリシーが大幅に変わりました。 従来のように数年おきに新バージョンを有償で提供するのではなく、半年から1年に一度程度の周期でアップデート版が無償提供されます。 アップデート自体も基本的に自動的に適用され、Windows 10ユーザーは常に最新バージョンを使う事になります。 アップデートしてもOSの名称は Windows 10のままで、基本的な操作性や見た目なども、1回のアップデートでは大きくは変わりません。 このため、ユーザーにとっては操作方法を新しく覚え直す必要がなく、Windows 10の基本的な操作方法を覚えれば、進化したアップデート版へも自然に移行できます。 Windows 10のアップデートで何が変わるのか Windows 10は2015年7月に提供が始まりました。 1回目のアップデートは2015年11月に提 供された、Windows 10 November Updateです。 大きな変更点はパーソナルアシスタント機能の、Cortana、日本語フォントの改善などがありました。 2回目のアップデートとして2016年9月に 提供されたのがWindows 10 Anniversary Updateです。 認証機能のWindows Helloによる生体認証機能、Windows Inkでのペン機能などが強化されました。 そして2017年4月に提供されるのが3回目 となるWindows 10 Creators Updateです。 3Dのペイントソフト、VR関連の新機能などが追加されます。 このように、各アップデートでは定期的に新機能が追加され機能が強化されています。また、細かな改良も行われ、使い勝手や見た目に関しても微妙に変更されています。 アップルのmacOSも同じように1年に一度 程度の大きなアップデートが行われており、数年前と比べると機能や見た目がだいぶ変わっています。これと同じように、Windows 10も数年後にはだいぶ変わっているかも知れません。 OS アップデート時に問題が発生する可能性は高い OSのアップデートによって機能が強化され、使い勝手も向上するなど、ユーザーにとっては生産性向上にもつながります。 しかし、アップデートの際に何らかの問題が発 生する可能性があります。 よくあるのが アップデートが何らかの原因で失敗しOSが起動しなくなってしまう。 アップデート後に一部のソフトなどが不都合で動かなくなる。 のような事です。 このようなトラブルはWindowsに限らず、多くのOSのアップデート時によくある不都合です。 このため、Windowsに限らずOSをアップデートする前のバックアップは必須となっています。 また、企業などで使う場合には、バックアップはもちろん、自社の環境がアップデート後にも問題なく動作するかを確認する必要もあります。 家庭で使う一般ユーザーの場合でも、使っているソフトや周辺機器がアップデートした後に使えるかどうかは確認しておくのが無難です。 従来のWindowsのアップデートよりも、Windows 10のアップデートで規模は小さく、問題が発生する可能性は従来より低いですが、OSのアップデートは何があっても大丈夫なように準備をした上で慎重に行うべきです。 OS アップデート前にはバックアップをしておこう トラブルが発生するかどうかは事前にわかりませんので、アップデートする前にバックアップをしっかりしておく事は重要となります。 単純にデータを保護しておくだけでなく、OS が起動しなくなることも考え、緊急時に起動できるようにしておきましょう。 Acronis True Imageの場合は、操作画面のツールからブータブルメディアを作成することができます。 ブータブルメディアとは、USBメモリやDVDでパソコンを起動するもので、パソコンが立ち上がらなくなった緊急時などに使うものです。   ブータブルメディアを作っておけば、パソコンがアップデートの不都合などで動かなくなっても、このブータブルメディアからパソコンを起動して、何かあった場合にはバックアップ済みの動作している環境へ戻す事ができます。 パソコンによっては、購入時の状態に戻せる機能も用意されているので、その手順をパソコンが起動しなくても分かるように印刷しておくと便利かも知れません。 バックアップ前の準備では、バックアップ自体に時間がかかり、パソコンがアップデート中は使えなくなるという問題もあります。 アップデート時間は、環境にもよりますが、数時間かかる場合もあり、前述したように何らかのトラブルが発生することも予定しておきましょう。 アップデートは、少なくとも数時間はそのパソコンを使わなくても問題ない時間に実行するような事も必要になります。 Windows 10やパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット等も含め、OSをアップデートする際はバックアップなどの事前準備をしっかりとしておきましょう。 Acronis True Image 2017は、Windowsやスマートフォンなどマルチデバイスに対応していますので、様々なデバイス内の大切なデータの保護に役立ちます。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/