統合サイバーセキュリティが評価され、Acronis True ImageがVB100認定を獲得

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Acronis Cyber Disaster Recovery

Virus Bulletin誌が2020年10月に実施したサイバーセキュリティ製品の認定テスト結果を公表しました。今回初めてその独立テストの対象製品となったAcronis True Image 2021は、正規のプログラムを中断することなく脅威の99.9 %を阻止し、ほぼ完璧と言える性能を発揮しました。

在宅で仕事をする人が増えたことによりサイバー攻撃も急増しました。マルウェアは今日も、安全な復元を妨害するためにバックアップに狙いを定めています。お使いのサイバープロテクション製品が最新のサイバー脅威を防ぐことができると信頼することができるかどうか知ることが不可欠です。

VB100認定を獲得したことによりAcronis True Imageは、個人、プロシューマ―、および在宅勤務のユーザーが、デバイスのデータとバックアップが最新の脅威からであっても保護されることが一目でわかり、安心できる製品であることが証明されました。  

決め手となった統合サイバーセキュリティ
Virus Bulletin誌は20年以上にわたってマルウェア対策製品のテストを実施してきました。同誌の分析は2つの検討項目に基づいています。1つ目は、テスト対象の製品がオンラインで拡散中の最新のマルウェアを阻止できるかというもの。そして2つ目は、その製品が正規のプログラムを悪意のあるプログラムだと誤検知することがあるか、というものです。

テスト対象の製品はWindows 10とWindows 7を実行している2台のシステムにインストールそれぞれ実行する、異なる2台のシステムにインストールされます。対象の製品は最近検知されたマルウェアのリストを出回っているソフトウェアによるクリーンなファイルとともに様々な状況でスキャンする必要があります。その後、アナリストが、ブロックされなかったマルウェアファイルと、誤ってブロックされたクリーンなファイルの個数を数えます(Virus Bulletin誌が使用している方法論については、アクロニスのサービスプロバイダー向けソリューションであるAcronis Cyber Protect Cloudが初めてVB100認定を獲得した際に詳しく説明しました。)。

 ほとんどのユーザーにとって、最新のマルウェアを確実に阻止できる製品を見つけることが明確な課題の1つですが、マルウェアと正規のプロセスを区別する能力もシステムパフォーマンスと同じくらい重要です。製品が正規のアクティビティを誤ってブロックするたびに、システムの安定性に影響が出て、ユーザーが問題を修正する必要があるためダウンタイムが発生することも考えられます。 そのため、0.5 %超のマルウェアサンプルを検知できなかった場合、または0.01 %超の正規ファイルを誤ってブロックした場合は、VB100認定を受けることができません。  

Acronis True ImageのVB100認定獲得
Virus Bulletin誌は最新のレポートに向けて、2020年9月から10月にかけて35社のベンダーの41製品をテストしました。その中の1つであるAcronis True Imageは、アクロニスの個人ユーザー向けサイバープロテクション製品がVB100認定テストの対象となったた初めての製品です。

Virus Bulletin誌はAcronis True Imageが初めての試験で認定を獲得できたことに驚いたでしょうか。

テスト部門のヘッドを務めるピーター・カルサイ(Peter Karsai)氏はそれを否定しました。 「私たちは当エンドポイントセキュリティ認定プログラムにAcronis True Imageを喜んで迎えました。この製品の企業向け版であるAcronis Cyber Protectが3度のVB100認定を獲得していることを考えると、Acronis True Imageが初回テストにてVB100認定を獲得したことも驚くには値しませんでした。私共は今後も両製品のテストを楽しみにしています」  

サイバーセキュリティとバックアップの一体化
サイバー犯罪者は常に作業を産業化し、AIなどの高度なテクノロジーの利用を進めてマルウェアの有効性を高めています。そのため、データやデバイスを保護するためには従来の戦略とソリューションだけでは不十分になりました。エキスパートは、今後はマルウェア対策製品で常にすべての攻撃をブロックできなくなるため、システムが侵害されるのは単なる時間の問題だと口をそろえて言います。迅速に復元するには、サイバーセキュリティをバックアップと統合する必要があるのです。

同様に、新たなサイバー脅威が復元を妨害するためにまずバックアップ用のファイルとソフトウェアを攻撃するようになっているため、サイバーセキュリティの統合機能のないバックアップ製品では現代の脅威に耐えられません。

個人も企業も、信頼できるバックアップと効果的なマルウェア対策が統合されたサイバープロテクション製品を必要としています。10月のテストが示すとおり、アクロニスならエンドポイントセキュリティのトップ製品と競い合うことができます。Acronis True Imageが初めてのVB100認定を獲得したことがその証左です。

アクロニスについて

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。

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