事前に準備すべき2018年の各種IT関連イ ベント

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Acronis Cyber Disaster Recovery

2018年に予定されているITやデータ保護に関連するイベントはいくつかあります。 これが全てではありませんが、代表的な物をいくつかピックアップしています。早めの対策が必要な物もありますので、今後のバックアップ計画作成にお役立てください。 Windows 7とWindows Server 2008のサポート終了まで約2年 Windows 8.1のメインストリームサポートは2018年1月9日に終了しました。 今後、機能拡張などはなく、不都合などのアップデートが2013年まで提供されるのみとなります。 それより早くサポートが終了するのが、Windows 7とWindows Server 2008です。 どちらも2020年1月14日にサポート期限が終了します。 2020年10月13日にはOffice 2010の延長サポートも終了します。 サポートが終了しても自己責任で利用する事は可能ですが、セキュリティの更新、各種サポート等を受けることが出来なくなります。 2017年に話題になったランサムウェアのWannaCryは2014年にサポートが終了したWindows XPでも大きな被害が出たため、マイクロソフトは緊急に対策プログラムを提供しました。このような対応は異例で、Windows 7でもサポート終了後に同じような被害が出る可能性はあります。 遅くとも2019年中の移行が推奨されていますので、2018年には予算化などの準備が必要になります。 もちろん、OSだけでなく、バックアップなどを含めた環境の移行が必要になるため、検証を含めると2018年前半までに行動しましょう。 マイクロソフトによるWindowsのサポート終了関連の情報はこちらなどをご覧下さい。 https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/windows10-portal/eos.aspx https://www.microsoft.com/ja-jp/business/windows/endofsupport.aspx 平昌オリンピック、ワールドカップ 冬季オリンピック・パラリンピックとして2018年2月9日より韓国で平昌オリンピックが開幕します。 サッカーのワールドカップは2018年6月14日よりロシアで開催されます。 世界的な大きなスポーツイベントはITにはあまり関係なさそうですが、このような大きなイベントに合わせたサイバー攻撃の警戒が必要です。 実際に2016年のオリンピックでは攻撃が見つかっています。2020年の東京オリンピックでも警戒が必要になることから、日本でも様々な対策が行われています。 WORLD BACKUP DAY 毎年3月31日はWorld Backup Day(世界バックアップデー)です。 アクロニスを初め業界全体でバックアップを啓蒙する日として、毎年様々な活動が行われています。 以前はパソコンのデータの保護を目的としていましたが、今では各個人が持つスマートフォンに多くのデータが保存されていますし、クラウドの中にもあります。 単純にパソコンのデータを保護するだけでは全てのデータの保護は出来ない状況です。 そんなバックアップについて1年に1回でもいいので皆様に考えていただきたい日となります。 World Backup Day http://www.worldbackupday.com/ja/ GDPR開始 2018年5月25日より、EUの個人情報保護法、正式名称General Data Protection Regulation(一般データ保護規則)が始まります。 これは日本でもEU内でビジネスを行う日本企業にも影響します。これまでもデータ保護法がありましたが、適用範囲が拡大されるなどしており、早めの対策が必要となります。 罰則等を含めた詳細は別途ブログで紹介していますので、こちらも参照して下さい。 デジタルエボリューション:2018年予測 https://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/dezitarueboriyusiyon-2018nian-yu-ce 住宅宿泊事業法(民泊新法) 2018年6月15日に施行 Airbnbなどのいわゆる民泊は、現行の日本の法律では対応できなかったため、新しい法律の住宅宿泊事業法(民泊新法)が2018年6月15日に施行されます。 これによりしっかりとしたルールの上でAirbnbなどの提供が出来るようになります。 部屋を提供する側も、利用する側も安心して利用出来るようになりますが、ルールが決まり、法律にあわせて関連ビジネスを始めるかた、利用する方も増えると思います。 まだ始まったばかりのサービスですが、しっかり確認しながらうまく利用したいところです。 4K/8K テレビ放送の開始 2018年12月1日から日本のBSとCSで4K/8Kによる放送が始まります。 視聴者としては、これに備えるには、対応テレビ・チューナー・アンテナなどの準備が必要となります。現行のほとんどの機器はこの新しい放送に対応できないため、買い替えや、チューナーなどの新規購入が必要になります。 映像を製作している方の場合、フルHD(2K)よりもデータ量が圧倒的に増えます。 データの量が飛躍的に増加することもあり、ワークフロー含めた改革が必要になる場合も多いようです。 一般のビデオカメラなども4K対応が増え、動画のデータ量が増えるなどしていますし、iPhoneでは新しい形式での録画も出来るようになっています。 データ量だけでなく、新しい形式のファイルを再生出来るような環境も必要になります。 新元号発表 天皇陛下が2019年4月30日に退位され、皇太子さまが翌5月1日に即位されます。この時に改元が行われますが、国民生活の影響を考え、事前に新元号を発表する予定だそうです。 いつ発表になるのかなどの詳細はまだ公表されていませんが、事前に公表されるので、システムなどの準備は事前にできる事になります。 セキュリティ、バックアップの基本は常に行おう これらのイベントでは独自に準備が必要な物もありますが、セキュリティやバックアップは日常的に行いましょう。 アクロニスでは様々な環境で利用出来るバックアップソリューションを提供しています。 無料体験版も用意しています。 個人向けバックアップ Acronis True Image 2018 https://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/  Acronis True Image 2018を、30日間すべての機能がお試しできる無償体験版がございます。

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企業向けバックアップ Acronis Backup 12.5 https://www.acronis.com/ja-jp/business/backup/

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アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。

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