Windows、Linuxのどちらの場合でも、作成したVMあたり、5つのTCPポートを開く必要があります。これにより、Acronis Backup クライアントはAcronis Backup 管理サーバーと通信できるようになります。
5つのTCPポートは、25001、7780、9876、9877、445です。
Microsoft Azureで必要なのは、「エンドポイント」の作成のみです。
Azure ダッシュボードに移動し、VMを選択します。設定の概要ページが表示されます。[エンドポイント] をクリックして、[+追加] をクリックします。
![Acronis](https://staticfiles.acronis.com/images/content/9a9e4b8372365088128372f74c596acd.png)
前述のとおり、追加する必要のある5つのエンドポイントは、25001、7780、9876、9877、445です(すべてTCPプロトコル)。
これらを1つずつ入力します。
名前: 使用するわかりやすい名前。 プロトコル: TCP パブリックポート: 445 プライベートポート: 445
その他の項目は、デフォルトのまま使用します。[OK] をクリックします。
![Acronis](https://staticfiles.acronis.com/images/content/789f5f53e11c0705969d723df8d0764a.png)
各エンドポイントが作成されるのに、約1分かかります。しばらくお待ちください。完了すると、次のようなエンドポイントが表示されます。
![Acronis](https://staticfiles.acronis.com/images/content/f9bdd9514166ddce5308b57b09eaf672.png)
アクロニスについて
アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。