2017年4月14日  — 7 分で読めます
Acronis
2017年4月14日  — 7 分で読めます
ATMを狙う自己削除型マルウェア その他 最新情報
新年度早々新しいマルウェアが発見され、新たな脅威が発生しました。 どんな新しい手法で自分たちのデータを攻撃してくるかわかりません。だからこそ情報収集を行うことは重要なのです。 OSのトップの座は、Microsoftを抜いてAndroidに その時はついに訪れました。マイクロソフトがOSのTopの座を奪われました。 StatCounterの調査報告によると、Androidが首位になりました。デスクトップ、ノートブック、タブレット、モバイル機器で最も多く使われているOSはAndroidであるとCNETはレポートしています(英語サイト)。3月には、Androidの世界市場シェアは、Microsoftよりも0.02%も高い37.9%で、首位に立ちました。 Android OSへの移行の理由には、スマートフォンなどの着実な成長とPCの売上の減少があります。 マイクロソフトは、このニュースに対してコメントを発表しませんでしたが、別の声明を発表しました: 「毎月4億台以上のアクティブデバイスに Windows 10が搭載されていることは喜ばしいことです。最も重要なことは、Windows 10は以前のバージョンのWindowsよりも製品満足度が非常に高いということです。」 これは、Microsoftに代わって Androidがトレンドの主流になりつつあることを示しています。2012年には、マイクロソフトのシェアは82%、アンドロイドのシェアは2.2%に過ぎなかったのです。 しかし、Acronis製品は、両方のOSに対応しているため、Microsoft OSユーザーにとっても、Android OSユーザーにとって喜ばしいことです。Windows PCとAndroid Galaxy s7のどちらを使用するか悩んだ場合でも、データのバックアップは万全であるということです。 ATMから現金を窃取する巧妙化されたファイルレス マルウェアとは ATMから現金を抜き取られる被害が増加しており、その際使用されるマルウェアはますます巧妙化されています。 ATM内の現金を引き出すことができるファイルレス マルウェアの存在についてはほとんど知られていません。というのも、このファイルレス マルウェアは犯行が終わると自己削除されるというものだからです。Bleeping Computerによると、このマルウェアは、少なくとも40カ国の政府機関や金融機関に侵入していたことが判明したと発表しています。 これのタイプのマルウェアは、ATMの現金を抜き取るマルウェアとしては新種ではありませんが、自己削除という意味では初めて確認されたもので、自己削除することで、そこにあったという証拠を本質的に消去してしまいます。 それゆえ研究者たちは、このマルウェアを使用した犯罪数を確定する方法がありませんでした。ほぼすべてのケースでマルウェアは犯行が終わると自らを削除し、システムからすべての痕跡を消去します。その中でたった1つのケースが「tv.dll」という痕跡を残したことで、これにより研究者たちは、多くの金融機関を攻撃していたという実証を確認できたのです。 ハッカーは、リモート管理機能を悪用して金融機関のネットワークに侵入し、ATMと通信します。その後、WindowsツールとPowerShellマルウェアを使用して、標的となるATMシステムにアクセスします。現金を引き出す人が所定の位置につくと、次にハッカーはcommand.txtファイルを使ってATMに指令を送ると、所定の位置につ いた実行犯は現金を引き出すことができるのです。 つまり、自社のシステムでリモート管理機能をハッカーに悪用されないように、より強固なデータ保護技術を実施する必要があります。 標的をiOSからAndroidに変えたペガサス マルウェア 悪名高いペガサスマルウェアは、その手口を拡大しています。 TechTargetによると(英語サイト)、iOSへの攻撃として知られているペガサスは、Android搭載のデバイスに標的を変えています。(英語サイト) Lookoutの研究者は、マルウェアがiOSからAndroidに標的を変えたことで、今後はAndroidユーザーに悪影響を及ぼすと確信していま す。 ペガサスの変種(Googleによって Chrysaorと呼ばれるAndroid版)の後ろ盾を使ったサイバー犯罪者たちは、ジャーナリスト、権利活動家、政治的反体制派をも追い詰めています。これらの被害は、iOS用のペガサスマルウェアのターゲットと同じものです。 "サイバー戦争企業と言われるNSOグループは、個人をターゲットとするOSに高度なモバイルスパイウェア機能を所有しています。これらのシグナルを調べたところ、Android版ペガサスは、イスラエル、ジョージア、メキシコ、トルコ、アラブ首長国連邦などの携帯電話で動作していたと判断しました。」と、Lookout Security IntelligenceのMike Murray副社長は述べています。 Androidの亜種は、Android版のマルウェアの「最先端」とみなされています。メッセージを盗み、電話をかけたり、スクリーンショットを撮ったり、カメラやマイクを制御したりすることができます。またAndroid版はiOS上よりも容易にインストールできるも特徴です。 だからと言って解決策がないわけではありません。このマルウェアの亜種は、広範囲に拡大はしていません。せいぜい36例くらいです。 そして、このモバイル マルウェアの被害から身を守るために、データを正しくバックアップし、モバイルデバイスのデータバックアップも、バックアップ計画に含めることが大切です。 小児科医を攻撃するランサムウェア ランサムウェアは、あなたが誰であろうが、あなたが何をしていようか、そんなことは気にしません。データを人質に取るためには、暗号化できるものはすべて暗号化してしまいます。そしてまさにテキサス の小児科医で事件は起こりました。 ABCD小児科医(米国)は、2月6日午前、医院の保有する個人情報がランサムウェアの攻撃に遭ったと声明を発表しました。 同社は、ハッキングされていることを認識し、即座に停止させましたが、アンチウイルスの暗号化が遅くなったものの、完全に停止させることはできませんでした。分析の結果、このウイルスは 「Dharma Ransomware」と識別されました。幸いなことにABCD小児医院は、ウイルスと破損したデータを削除し、以前のバックアップを使用してデータを復元し、組織を元に戻し再稼働させることができました。 声明によると、機密情報は失われたり盗まれたりすることはありませんが、ハッカーがサーバにアクセスするにあたり、一定期間患者データに対して、すべての脅威を排除することはできませんでした。 ABCDは、この事件を通じて機密情報が安全であることを高度に確かめることはできません。一般的に、影響を受ける情報には、氏名、住所、電話番号、生年月日、その他の人口統計情報、社会保障番号、保険請求情報、手続き中のテクニカルコード、医療記録、および検査報告書が含まれている可能性があります。 ABCD小児医院は、今回の感染を比較的容易に阻止することができましたが、依然として個人情報が公開されている可能性があります。このような脅威があなたやビジネスに被害をおよばさないようにするには、確実なデータ保護と災害復旧計画を実行することが重要です。
2017年4月6日  — 7 分で読めます
Acronis
2017年4月6日  — 7 分で読めます
Windows 10 Creators Update前にパソコンをバックアップしよう
Windows 10 Creators Updateが2017年4月11日から提供されます。 Windows 10になってから3回目の大きなアップデートです。Windows 10を含め、ほとんどのOSのアップデート時にはトラブルが発生する可能性も高く、事前のバックアップは必須です。 今回はWindows 10のアップデートについてと、OSアップデート前に準備しておくことを紹介します。 無償で提供されるWindows 10のアップデート マイクロソフトのWindowsは、仕事や家庭などで使うパソコンのOSとして広く普及しています。 過去のWindowsは、有料で数年に一度、 大きなアップデートとして提供されていました。 Windows XPからVistaへは5年、Windows Vistaから7へは3年のように、数年に一度、新バージョンが提供されていました。 有料なことや、バージョンアップでの不都合を考え、自らアップデートする方は多くなく、新しいWindowsを使うのは、パソコンを買い換えた時が定番だったと思います。 企業ユーザーの場合は、使用しているソフトなどの関係で、新しいパソコンにしても、数世代前の古いOSを使い続けていた事も多かったと思います。 2015年に提供されたWindows 10からは、アップデートのポリシーが大幅に変わりました。 従来のように数年おきに新バージョンを有償で提供するのではなく、半年から1年に一度程度の周期でアップデート版が無償提供されます。 アップデート自体も基本的に自動的に適用され、Windows 10ユーザーは常に最新バージョンを使う事になります。 アップデートしてもOSの名称は Windows 10のままで、基本的な操作性や見た目なども、1回のアップデートでは大きくは変わりません。 このため、ユーザーにとっては操作方法を新しく覚え直す必要がなく、Windows 10の基本的な操作方法を覚えれば、進化したアップデート版へも自然に移行できます。 Windows 10のアップデートで何が変わるのか Windows 10は2015年7月に提供が始まりました。 1回目のアップデートは2015年11月に提 供された、Windows 10 November Updateです。 大きな変更点はパーソナルアシスタント機能の、Cortana、日本語フォントの改善などがありました。 2回目のアップデートとして2016年9月に 提供されたのがWindows 10 Anniversary Updateです。 認証機能のWindows Helloによる生体認証機能、Windows Inkでのペン機能などが強化されました。 そして2017年4月に提供されるのが3回目 となるWindows 10 Creators Updateです。 3Dのペイントソフト、VR関連の新機能などが追加されます。 このように、各アップデートでは定期的に新機能が追加され機能が強化されています。また、細かな改良も行われ、使い勝手や見た目に関しても微妙に変更されています。 アップルのmacOSも同じように1年に一度 程度の大きなアップデートが行われており、数年前と比べると機能や見た目がだいぶ変わっています。これと同じように、Windows 10も数年後にはだいぶ変わっているかも知れません。 OS アップデート時に問題が発生する可能性は高い OSのアップデートによって機能が強化され、使い勝手も向上するなど、ユーザーにとっては生産性向上にもつながります。 しかし、アップデートの際に何らかの問題が発 生する可能性があります。 よくあるのが アップデートが何らかの原因で失敗しOSが起動しなくなってしまう。 アップデート後に一部のソフトなどが不都合で動かなくなる。 のような事です。 このようなトラブルはWindowsに限らず、多くのOSのアップデート時によくある不都合です。 このため、Windowsに限らずOSをアップデートする前のバックアップは必須となっています。 また、企業などで使う場合には、バックアップはもちろん、自社の環境がアップデート後にも問題なく動作するかを確認する必要もあります。 家庭で使う一般ユーザーの場合でも、使っているソフトや周辺機器がアップデートした後に使えるかどうかは確認しておくのが無難です。 従来のWindowsのアップデートよりも、Windows 10のアップデートで規模は小さく、問題が発生する可能性は従来より低いですが、OSのアップデートは何があっても大丈夫なように準備をした上で慎重に行うべきです。 OS アップデート前にはバックアップをしておこう トラブルが発生するかどうかは事前にわかりませんので、アップデートする前にバックアップをしっかりしておく事は重要となります。 単純にデータを保護しておくだけでなく、OS が起動しなくなることも考え、緊急時に起動できるようにしておきましょう。 Acronis True Imageの場合は、操作画面のツールからブータブルメディアを作成することができます。 ブータブルメディアとは、USBメモリやDVDでパソコンを起動するもので、パソコンが立ち上がらなくなった緊急時などに使うものです。   ブータブルメディアを作っておけば、パソコンがアップデートの不都合などで動かなくなっても、このブータブルメディアからパソコンを起動して、何かあった場合にはバックアップ済みの動作している環境へ戻す事ができます。 パソコンによっては、購入時の状態に戻せる機能も用意されているので、その手順をパソコンが起動しなくても分かるように印刷しておくと便利かも知れません。 バックアップ前の準備では、バックアップ自体に時間がかかり、パソコンがアップデート中は使えなくなるという問題もあります。 アップデート時間は、環境にもよりますが、数時間かかる場合もあり、前述したように何らかのトラブルが発生することも予定しておきましょう。 アップデートは、少なくとも数時間はそのパソコンを使わなくても問題ない時間に実行するような事も必要になります。 Windows 10やパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット等も含め、OSをアップデートする際はバックアップなどの事前準備をしっかりとしておきましょう。 Acronis True Image 2017は、Windowsやスマートフォンなどマルチデバイスに対応していますので、様々なデバイス内の大切なデータの保護に役立ちます。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/
2017年3月31日  — 9 分で読めます
Acronis
2017年3月31日  — 9 分で読めます
ランサムウェア テクニカルレポート
データはどこにでも存在し、そして価値のあるものだ。 そんなことは、サイバー犯罪者も、議員も、大企業もみんなわかっています。増大する脅威により企業や個人のデータが危険な状況に晒される中で、そのデータ を狙っている脅威について、常に最新の情報を把握することが非常に大切です。 Lockyランサムウェアは終わりを迎えたのか? Bleeping Computer(英語サイト)によると、Lockyランサムウェアの感染数は大幅に減少し、今月は過去最低を更新しそうだということです。 まさに驚きの展開です。 最初にランサムウェアが発覚した2016年2月以降、Lockyは最も流行したランサムウェアファミリーへと成長を遂げました。そこから、大きな被害をもたらす多数の亜種が作られたため、安全かつ確実にデータを保護するの必要性が高まりました。 専門家はこの感染数の急落を、Necurs ボットネットが消え去ったことによるものとみています。Lockyが最も蔓延していた頃、その拡大にはNecurs利用していましたが、Necurs自体は、もともとはDridexという銀行取引向けのトロイの木馬から乗り換えてきたものです。しかし、今回再びNecursが退いたものとみられます。 今年の初めより、Lockyの感染数は急落しましたが、どうやらその原因はNecursの戦術の変化にあるようです。今はLockyに代わってCerberやSporaというランサムウェアファミリーが隆盛しています。 急落のもう1つの原因は、新しいアップデートがないことです。昨年以降に登場した新しい亜種はありません。(以前は新しい亜種が定期的に出現していたのですが) しかし、だからといってLockyが完全に消え去ったわけではありません。低レベルのスパムキャンペーンでたびたび検出されます。 スタートレックをテーマとするランサムウェアが新しい流行に 新しいランサムウェアの亜種が、人気のテレビ番組シリーズの名を盗んで活動しています。 この亜種はKirkランサムウェアと呼ばれ、スタートレックというテーマのデコーダが付随しています。この新しいランサムウェアがニュースに値するわけは、その名前と使われている画像のほか、要求する身代金そのものにあります。身代金をビットコインで要求するのではなく、Moneroでの支払いを要求するのです。(Dark Readingの報告より、英語サイト) KirkはWebサイトのトラフィック負荷量をテストするツールに偽装することでユーザーのシステムへのアクセス権を取得します。アクセス権を取得したら、断続的にAES 鍵を作成してファイルを暗号化し始めます。すべてのファイルが暗号化されたら、カーク船長とスポックの画像が画面上のメッセージ内に表示され、データを取 り戻すには身代金を支払わなければならないと被害者に伝えます。 最初の要求はMonero 50単位分。(約100,000円相当) 2週間後にその支払額は500 Moneroまで増加します。暗号化後1か月が経つとデータが削除されます。 身代金が支払われたら、暗号化されたファイルをスポックが複合化します。しかし、身代金の支払いだけが、データを取り戻す唯一の方法ではありません。 データの保護は、多くの人が考えるよりも簡単で、コンピュータの定期バックアップを設定することで、時間やお金の無駄、そして不必要なIT部門との電話のやり取りをなくすことができます。 Metasploit、アップグレード版のIoTセキュリティテストを提供 IoTセキュリティが大きな懸念事項になっている中で、Rapid7は、IoTセキュリティの弱点を探し出すために、侵入テストツール「Metasploit」に無線周波数(RF)のテスト機能を追加しました。(The Registerより、英語サイト) 「今後IoTエコシステムがさらに拡大するにつれてRFテストの重要性はますます高まるでしょう」と、Rapid7はある声明で述べています。 Metasploitの以前のバージョンはイーサネット接続技術に焦点を絞っていました。RFサポートを追加したことで、IoTデバイスの侵入テストができるようになります。(IoTデバイスは、悪意のある者がDoS攻撃などの潜在的な攻撃で使うための道具となる可能性があります) また、Rapid7は先日、自動運転車向けのセキュリティの検出率を高めるように作られたHardware Bridge APIによってプラットフォームを拡張しました。 インターネットに接続された防犯カメラ、ビデオレコーダ、ルーターのようなIoT製品を利用する企業が増え続けており、そのような企業にとって、IoTセ キュリティ関連の心配事が増える中でのこの最新情報は良いニュースになるでしょう。 Google、 アプリ内ランサムウェア検出ゲームをアップ Googleは、3度目になる年次レポート 「Android Security Year in Review」をリリースしました。このレポートでGoogleは、自社が扱うアプリが悪意のあるマルウェアの影響を受けないようにして、14億人を超えるユーザーの安全を維持することに全力で取り組んでいると伝えています。(Googleのブログ記事より、英語サイト) このレポートによれば、GoogleのVerify Appsセキュリティ機能によって1日に7億5000万回以上のチェックが実行されています。1日に4億5000万回であった2015年から大きく増加し ています。 トロイの木馬が感染したアプリの数は51.5%減少、「マルウェアダウンローダ」数は54.6%減少、バックドアを含むアプリの数は30.5%減少、そしてフィッシングアプリの数は73.4%減少しました。 2016年末時点で、有害な可能性のあるアプリ(PHA)を含むアプリをGoogle Playからダウンロードしたデバイスの割合は0.05%にまで減少しました。(2015年のこの割合は0.15%) Googleはこの減少の一因を、自社がユーザーの安全およびAndroidコミュニティとの関係強化に全力で取り組んだことだとみています。 「セキュリティの脅威に関する情報を、Google、デバイスメーカー、研究コミュニティ、その他の人たちと共有することで、Androidの全ユーザーの安全が強化されています。2016年最大のコラボレーションは、月次セキュリティアップデートプログラムの提供と、セキュリティ研究コミュニティとの継 続的な提携関係によるものでした」と、そのブログ記事で述べられています。 また、Googleはパッチを増やしユーザーへの情報提供を続ける目的で、2015年に月次セキュリティアップデートプログラムを開始しました。このレポートではGoogleのデータ保護に向けた取り組みを重点的に取り上げており、2017年に上記の割合がさらに減少することを期待しています。 ブロックチェーンは食品偽装を防げるか? Alibabaは、偽装された食品の流通を阻 止するためにブロックチェーン技術を活用するというプランを提案しています。 オーストラリア郵便公社(AusPost)、Blackmores、PwCと並んで、Alibabaはオーストラリアを起点として偽装された食品の販売を この新技術によって防ぐ方法はないか調査したいと考えています。(ZDnetより、英語サイト) プロジェクトの目的は「食品信頼フレームワーク」を開発することです。ブロックチェーン技術はこのプロセスを透明化し、サプライチェーンに沿って食品を追 跡する能力を強化するのに役立ちます。 食品偽装は、もっと安く済むからという理由で食品に低品質の原料を詰め込むというやり方です。このカテゴリに属する一般的な食品には、香辛料、穀物、フルーツジュース、オリーブオイルなどがあります。 他の企業も、特にサプライチェーンの中でブロックチェーン技術を使う実験を行っています。初期のテストでは、ブロックチェーン技術によって食品チェーンの健全性をよりシンプルで効率的に、より信頼できる方法で維持できる可能性があることがわかっています。 ブロックチェーンによってこのプロセスの透明性が増し、商品がどこから来たのかを買い手と売り手の両方が確認できるようになります。 AusPost、Blackmores、PwCは、サプライチェーンに対する市場調査を行うことで、この試みを支援する予定です。 「数々のスキャンダルによって、食品メー カー、プロセス、販売会社、さらには政府規制当局に置く一般市民の信頼が揺らいでいます。そのような時代に、食品サプライチェーンの信頼を確立することが重要です。世界中の消費者がすぐに欲望を満たせることを期待しています。食品の場合、それはいつでも、どこでも、ということになります。結果、食品のサプライチェーンはグローバルなものになり、複雑さと不透明さが増大します。我々のサービスが、Alibabaがこの重要な問題を解決する方法を探るための一助となると考えています」(PwC Australia CEOのSayers氏)
2017年3月31日  — 6 分で読めます
Acronis
2017年3月31日  — 6 分で読めます
バックアップに関する調査結果を発表、ランサムウェア攻撃を受けた場合、データを取り返すには約50,000円以上かかると知っている人は、回答者のわずか5.8%
毎年3月31日に世界的に実施 されている 「WORLD BACKUP DAY (ワールド バックアップ デイ)」に合わせて、米国、英国、オーストラリア、ドイツ、フランス、日本を対象に、バックアップに関する調査を実施しました。 その結果、大多数の回答者は、ランサムウェア攻撃がもたらす脅威にまったく気づいていない上、こういったランサムウェアの攻撃に対して備える方法も知らなかったことが明らかになり ました。 調査結果の概要 •  回答者の約34%が、自分または自分の家族のデータ損失を経験したことがあると回答しています •  回答者の約26%が、どのような形であれ、データバックアップを実施したことがないと回答しています •  定期的にバックアップを実行している回答者は、バックアップソリューションで最も重要な機能は、セキュリティ、使いやすさ、ストレージの容量であると回答しています ランサムウェア意識調査結果の概要 •  回答者の約62%が、これまでランサムウェアについてまったく聞いたことがないと回答しています •  回答者の約67%が、個人情報、文書、写真、動画、音楽のデータが非常に重要であると回答しています •  ランサムウェア攻撃を受けた場合、データを取り返すには約50,000円以上かかると知っている人は、回答者のわずか5.8%にとどまりました 米国FBIによると(米国サイト)、 ランサムウェア犯罪者は、2016年だけで被害者から約1,000億円を超える身代金を得ています。その一方で、ランサムウェアに関する報道は、病院や政府機関など公共機関を狙った事件は大きく報道されていますが、家庭用コンピュータに対する攻撃はあまり取り上げられていません。 「セキュリティに対する脅威は、企業や政府の 問題と考えがちですが、確実に消費者を狙っています。大企業だけが標的ではありません。事実マルウェアの大半は、電子メールアカウントとパソコンなどのコンピュータを持っているすべてを標的にしています。」と、元FBIテロ対策および対敵情報活動諜報部員のEric O'Neill (エリック オニール)氏は、アクロニスのインタビュー(英語サイト)にこう答えています。 その他の調査結果: •  (パソコン、タブレット、スマートフォンなどの)デバイスを5台以上持っている世帯は、回答者の51.8%に上りました •  回答者の26.6%が、セキュリティを最も重要な保護機能と見なしています •  Facebookに自分がポストしたデータに対して価値があると答えた回答者は、回答者の10.5%を占めています 4つの簡単なステップで、データを保護 1.重要なデータは必ずバックアップをする ローカルストレージ機能、クラウドストレージ機能、およびランサムウェアに対するアクティブ保護機能が搭載されたバックアップソフトウェアを選ぶ 2.オペレーティングシステムとソフトウェアを常に最新の状態にする 既知のセキュリティホールを通って、サイバー 犯罪者がシステムに侵入するのを防ぐ 3.不信なメール、リンク、添付ファイルには十分注意をする ランサムウェア犯罪者は、ウイルスに感染した ファイルをメールに添付しこれを開くことで感染させたり、悪意あるWebサイトへのリンクをクリックさせたりすることでコンピュータへの侵入を試みます 4.使用しているコンピュータにウイルス対策ソフトウェアをインストールし、自動更新されるように設定 PCで作業をしている場合は、Windows Defenderが有効化され、最新の状態であることを確認する Acronis True Image 2017 New Generationでいますぐバックアップしましょう!! マルウェアの攻撃やそれに対する防御は日々進化しています。バックアップがランサムウェアに対する確実な防御であると実証されていたときもありましたが、マルウェア犯罪者たちはバックアップファイル を見つけて攻撃する亜種の開発も始めています。この新しい脅威に対抗するため、アクロニスは、革新的で新しいアンチランサムウェアテクノロジーを使い、バックアップソリューションを強化しました。2017年2月に発表いたしました「Acronis True Image 2017 New Generation」に搭載されたAcronis Active Protection™は、ランサムウェア攻撃をリアルタイムで特定し、ブロックすることにより、ユーザーファイルとバックアップの両方を積極的に防御し ます。 Acronis True Image 2017 New Generation製品ページ http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/ WORLD BACKUP DAYキャンペーンサイト http://www.worldbackupday.com/ja/
2017年3月29日  — 6 分で読めます
Acronis
2017年3月29日  — 6 分で読めます
電子署名を手軽に利用できるAcronis ASign
個人向けバックアップソフトのAcronis True Image 2017 New Generationには、いくつかの新機能があります。その中に、文章の真正を高めるための機能もあります。 ファイル自体が改ざんされていないかを確認出来るのが、Acronis Notaryです。この機能を使えば、ファイルが改ざんされていない事が確認出来ます。 さらに、電子署名を使って真正を高める Acronis ASign機能も手軽に利用可能です。   誰でも手軽に利用出来るAcronis ASignの電子署名 日本では、印鑑を押した紙の書類を取り交わすことが一般的な商習慣になっています。 自署による署名をした上で、印鑑も押すこともあり、いろいろと面倒な決まり事も多いです。この辺の日本の印鑑関係の商習慣に興味がある方は「記名押印又は署名」などのキーワードで検索してみて下さい。 それはともかく、この旧来の紙への署名や押印は、紙に名前が書いてあり、印鑑が押されている事実は分かります。しかし、その署名や押印は誰がどこで書いた物なのか、押印が正式かの判断は難しいです。 Acronis ASignのような電子署名の場合、様々な情報が電子署名に記録されています。 電子署名の方式にもよりますが、誰がいつどこで署名をしたかのような細かな情報も記録されるシステムです。 電子署名に様々な情報が含まれています。紙への署名や押印よりも、様々なデータからそのファイルが、確実なファイルなことが検証できるようになっています。 このように、電子署名には様々な利点がありますが、ほとんど普及していません。 普及していない理由はいくつかありますが、手軽に利用出来なかったという部分もあるでしょう。 Acronis ASignは、バックアップソフトのAcronis True Image 2017 New Generationに搭載されている機能です。バックアップしたファイルに対して、電子署名をすることができます。 電子署名のコストは、通常のバックアップのライセンスに含まれているので、電子署名用に追加の出費やシステムの追加は必要ありません。 バックアップしていれば、誰でも手軽にファイ ルに電子署名をすることができます。 実際に電子署名をしてみる 電子署名するには、対象ファイルを Acronis Cloudへバックアップする必要があります。すでにバックアップしていればそのまま利用出来ます。 Acronis Cloudへバックアップしたら、そのファイルをオンラインダッシュボードで表示します。 ダッシュボードの該当ファイル右横にあるギアアイコンから、「シグネチャを要求」を選びます。 すると、電子署名のための画面が現れます。 自分のアカウントはすでに表示されていますので、追加で電子署名が欲しい人がいればメールアドレスを入力して追加します。 本人だけでもいいですし、上司や責任者の署名 を加えるような事もできます。 電子署名したいアカウントをここで加えたら、 「INVITE TO SIGN」をクリックすると電子署名の画面になります。 名前を入力後、署名を記入します。マウスで書くよりもペンで書いた方がいいので、2-in-1パソコンなどを利用した方が便利だと思います。 ここではアクロニス太郎ということで署名して います。 記入が終わったら「SIGN」をクリックする と電子署名が完了します。 複数人の電子署名を設定している場合、全員の署名が完了すると、PDFファイルのASignの証明書を「GET DOCUMENT」から取得できます。 このASign証明書のPDFファイルには電 子署名したファイル名、サイズ、SHA256のハッシュタグ、IPアドレス等が記載されているので、どのファイルに対して誰がいつどこで電子署名したのか の検証が可能です。 ASign証明のPDF自体、Acronis Notaryで改ざんされていないかを証明することも可能です。 この電子署名は、WordやExcelの文章ファイルだけでなく、画像などでも可能です。専門ソフトで作成したファイルにも電子署名が可能なので、契約書のような文章ファイルだけではなく、様々なデータも、手軽に追加費用なしで電子署名をすることが可能です。 Acronis Notaryと共に、重要なデータのやりとりの際には念のためこれらの機能を使っておくといいでしょう。 Acronis Notaryの説明はこちらもご覧下さい。 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/detanogai-zandui-ce-ninaruacronis-notarywoshi-tutemiru Acronis True Image 2017 New Generationについてはこちらをご覧下さい。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/
2017年3月24日  — 3 分で読めます
Acronis
2017年3月24日  — 3 分で読めます
いよいよ2017年 F1選手権開幕
既にご存じのとおり、Acronisは、 Faenzaに本拠を置くイタリアF1チームのスクーデリア・トロ・ロッソとパートナーシップを結んでいます。 現代のスポーツ界では、スポーツのジャンルを問わず、様々なデータを駆使しチーム戦略を立てています。そのため、扱うデータの安全性や、データの保管・保 護、可用性を厳密に管理・維持することが重要視されています。 Acronisがパートナーシップを結んでいるスクーデリア・トロ・ロッソでは、毎日15TB以上の新しいデータを生成します。そしてこのデータは、厳重に保存して保護する必要があります。これが、Acronisのコアビジネスです。 1位を目指し、高速、革新的 2017年グランプリシーズンのスタートは、 Acronisにとって大きなチャンスです。スクーデリア・トロ・ロッソとの実りある関係を我々は大変に誇りに思っており、新しいシーズンに興奮しています。異なる業界で事業を行っていますが、私たちは常に1 位を目指し、高速で、革新的であることを互いの共通の価値感として共有しています。 Acronisは積極的な製品開発計画を予定しています。我々の製品を通してブロックチェーン技術を採用したAcronis Notary™およびAcronis ASign ™、ランサムウェアの脅威からデータをリアルタイムで保護をするAcronis Active Protection™を紹介しています。Acronisは、今日のビジネスニーズを完全に満たす世界で唯一のデータ保護ソリューションを提供していると自負しています。弊社製品をお試しいただき、Acronisの誇るデータ保護技術の力と様々なニーズに柔軟にマッチした製品をどうぞお試しください。 Acronis Racing Weekends 昨年以上に、ベストプラクティスのプロモーションを行い、イノベーションを促進するため、アクロニスは世界の主要地域でF1グランプリに参加するとともに、引き続きAcronis Racing Weekendを開催します。2017年、アクロニスはこれらのイベントを、素晴らしいアイデアやイノベーションの数々、ネットワーク作りの機会へと変えるべく、新たな様式を取り入れる予定です。 みなさまのご声援をお待ちしています!!