Acronis Backup 11.7 Update 1 リリースノート
Acronis Backup 11.7 Update 1 リリースノート
リリース日: 2019年1月29日ビルド: 50230
概要
Update 1では、アクロニスの主要バックアップ製品に機能強化と前のリリースで見つかった問題の修正が追加されました。
Acronis Backup の新機能
ビルドで強化された機能 50230
新しいオペレーティングシステムのサポート:Astra Linux 1.5 Linux カーネルバージョン 4.15 ビルドで強化された機能 50088
新しいオペレーティングシステムのサポート:Windows Storage Server 2016 Windows 10 IoT Enterprise Linuxカーネルバージョン 4.6~4.14 Red Hat Enterprise Linux 7.3、7.4 Oracle Linux 7.3、7.4 CentOS 7.2~7.4 Debian 8.6 Fedora 25~27 新しい仮想環境プラットフォームのサポート: Red Hat Virtualization (RHV) 4.0 VMware vSphere 6.5 Citrix XenServer 7 64 ビットのVMwareエージェント(仮想アプライアンス)エージェントはVMware VMware vSphere 6.5用に設計されていて、別の.msiファイルとして提供され、OVFテンプレートとしてESXiホストにインポートできます。 Linuxエージェント、Linuxベースのブータブルメディア、VMwareエージェント(仮想アプライアンス)のSMB2とSMB3のサポート。Windowsでは、SMB2とSMB3はネイティブでサポートされます。 ビルドで強化された機能 50054
インストール
Microsoft SQL Server 2016がAcronis Backup Management Serverのデータベースを格納するために使用できます。 デフォルトでは、Microsoft SQL Server 2008 Expressは、Windows 8より前のバージョンのWindowsのAcronis Backup Management Serverでインストールされます。 アプリケーションサポート
データベースバックアップからExchange 2016のメールボックスとそのコンテンツを復元。 ディスクレベルのバックアップとデータベースレベルのバックアップによりOracleのデータを保護。データベースバックアップの場合、AcronisでOracle Recovery Manager(RMAN)とAcronis Backupのバックアップ計画を統合できます。詳細については、ホワイトペーパー『Protecting Oracle Database with Acronis Backup 』を参照してください。 仮想環境
Red Hat Enterprise Virtualization 3.6のサポート Hyper-Vロールを使用したWindows Server 2016(エージェントのないHyper-V仮想コンピューターのバックアップ)のサポート サポートされるオペレーティング システム
Debian 8.3~8.5、CentOS 7.1、Ubuntu 16.04、およびFedora 24のサポート Linuxカーネルバージョン 4.5のサポート その他
最新のハードウェアをサポートするAcronis ブータブルメディア環境向けの最新のLinuxカーネル。 Windows 10用Windowsアセスメント&デプロイメントキット(ADK)バージョン1607のサポート。 FTPへのバックアップは、2GBのファイル単位に自動的には分割されなくなっています。 修正された問題
このセクションでは、Acronis Backupで修正済みの問題について説明します。
ビルドで修正された問題 50230
[ABR-177788] WinPEブータブルメディアの作成時にAcronis ブータブルメディアビルダーがWindows ADKバージョン10.1.10586.0を検出できない。 [ABR-167550] RHEL7のシステムバックアップをVMwareエージェント経由でESXi ホストへと復元/変換する際、「ゲスト OS」VMware VM構成パラメータが、「Red Hat Enterprise Linux7(64-bit)」以降、「その他のLinux」へ変更される。 [ABR-166491] UEFI上のCentOSにLinuxエージェントをインストールすると「dmesg」へ20分ごとにエラーが追加される。エラー: 「session_unlockdev(mms,14160):セッション(ffff880416860000)のデバイス(800001)がロックされていません。」 [ABR-165887] ZFSフォーマットのパーティションがシステムに存在する場合、CentOS 7へのLinuxエージェントのインストールが失敗する。 [ABR-165613] Linuxカーネルバージョン4.15でAcronis「snapapi」モジュールのインストールが失敗する。 [ABR-165562] パスワードで保護されたAcronis Secure Zoneへのバックアップを開始すると日本語化されたブータブルメディアがクラッシュする。 [ABR-163472] システム時間が夏時間(DST)へ変更されると、バックアップ計画がスケジュール通りに開始しない。 [ABR-166491] UEF上のCentOSにLinuxエージェントをインストールすると、「dmesg」へ20分ごとにエラーが追加される。エラー: 「session_unlockdev(mms,14160):セッション(ffff880416860000)のデバイス(800001)がロックされていません。」 [ABR-152008] Hyper-V 2016ホストへのVMの復元完了時に「「vmmm」は「仮想CD/DVDディスク」デバイスを追加できませんでした」という警告が表示される場合がある。 [ABR-151072] 最初の完全バックアップがチェーンから(手動でまたは自動的に)消去され、アーカイブがAES256アルゴリズムで暗号化されていると、Acronis Storage Nodeに保存されたバックアップが統合中に破損または非暗号化される可能性がある。 [ABR-150635] 暗号化に使われるパスワードのMD5ハッシュ値が「00」で終わると、暗号化されたバックアップからの復元が「ファイルが壊れています」というエラーとともに失敗する。 [ABR-150450] OVFテンプレート経由のVMwareエージェント(仮想アプライアンス)の配置が、(スタンドアロンESXiホストの管理に使用された)ESXi 6.5「ホストクライアント」使用時に以下のエラーが出て失敗する。「postNFCDataが失敗しました: アップロードされたディスク容量が要求より大きいです。」 [ABR-148911] 「emcpower」マルチパスデバイスで構成されたLinuxシステム上でAcronis MMSサービスがクラッシュする。 [ABR-147400] ファイル/フォルダのテープへのバックアップが、増分バックアップするごとに遅くなる。 [ABR-137446] レポートに含まれるバックアップアクティビティのタイムスタンプ(時刻の表示)が、管理サーバーのタイムゾーン設定ではなく、UTCタイムゾーンを使用する。 [ABR-130864] バックアップがLinuxエージェント経由で行われると、LVMセットアップ付きLinux OSは、復元後に「acrocmd」経由VMとして起動しない(P2Vシナリオ)。 [ABR-125288] Dell PowerEdge R430 with PERC 130 RAIDコントローラへ復元されたWindowsシステムが、復元中に正しいドライバが設定された場合でも起動しない。 [ABR-120011] .infファイルが.sysファイルへの大文字/小文字の一致しない参照を含む場合、Acronis Universal Restoreが特定のドライバのインストールに失敗する。例: 実際のファイル名が「PercSaS3.sys」なのに.infファイルが「percsas3.sys」への参照を含んでいる。 [ABR-118646] ローカルディスク上の個人用格納域からスタンドアロンテープドライブへのバックアップレプリケーションが、以下のメッセージが出て失敗する。「内部エラー: バックアップアーカイブ情報がデータベースで見つかりません。」 [ABR-117095] バックアップの中の元のOSがCentOS7またはWindows Server2016/Windows10である時、物理マシンバックアップからの復元後に作成したVMに不正確なvSphereゲストOSプロパティが設定される場合がある(P2Vシナリオ)。 [ABR-116983] VMwareエージェント(仮想アプライアンス)により実行されたSMB共有へのバックアップが、「URIが空です」というエラーが出て失敗する場合がある。 [ABR-105287] ネットワーク共有に基づく2つのAcronis Storage Node格納域間のファイル/フォルダバックアップアーカイブのレプリケーションが想定よりも遅い。 [ABR-88587] 作成されたメディアに特定のWindowsドライバが追加されると、ブータブルメディアビルダーがブータブルメディアの作成に失敗する。エラー:「コード: 262,158(0x0004000E)」 ビルドで修正された問題 50088
[ABR-144209] Hyper-V仮想マシンの復元に失敗する。表示されるエラー:「処理を準備できませんでした。エラー コード:3 内部エラー:スクリプトに不整合があります。」 [ABR-144052] 管理コンソールによる仮想マシンの復元に失敗する。表示されるエラー:「予期しないサーバーの動作です。」 [ABR-143804] acrocmd による仮想マシンの復元に失敗する。表示されるエラー: 「RestorePartitionChangesの使用状況が無効です。」 [ABR-142159] systeminfo ユーティリティが物理サーバーでクラッシュする。 [ABR-141723] Microsoft Windows Server 2012のAcronis Managed Machine Serviceがクラッシュすることがある。 [ABR-139983] 2番目の場所が利用できない場合、仮想マシンを最初の場所にバックアップすると失敗する。 [ABR-138256] USB接続SCSIプロトコルがLinuxベースのブータブルメディアでサポートされていない。 [ABR-138090] インストールファイルを展開するときに参照 ボタンをクリックすると、プログラムの設定が停止する。 [ABR-136113] SASディスクを使用して仮想マシンのバックアップから復元すると、IDEディスクに仮想マシンが作成される。 [ABR-127009] 暗号化と重複除外を行わずに管理対象の格納域を作成すると失敗する。表示されるエラー:「格納域を追加できませんでした。」「各納期がまだ初期化されていません。Storage Nodeが完全に初期化されてから、もう一度試してください。」 [ABR-124721] バックアップ後に管理対象格納域に格納されているアーカイブのメタデータを更新しているときにディスクの空きがなくなると、アーカイブ全体が削除される。 [ABR-123778] Acronis Backup管理サーバーに、Microsoft Windows Server 2016を実行している管理対象マシンのオペレーティングシステムのバージョンが正しく表示されない。 [ABR-117878] 同じvCenterの仮想マシンの1つに空のIDがある場合、これらの仮想マシンは管理コンソールに表示されない。 [ABR-113547] 格納域のインデックスを再作成するとアーカイブを見つけることができないことがある。 [ABR-111478] ネットワークの問題が発生すると、SFTPへのバックアップまたはSFTPに保存されたバックアップの検証がハングアップする。 [ABR-110106] Windows 10でGmail経由で電子メール通知を送信できない。表示されるエラー:「メール サーバーに接続できませんでした。」 [ABR-108372] 仮想マシンをFTPにバックアップする場合、ログファイルがクリーンアップされない。 [ABR-107264] Acronis Storage Nodeサービスが多くのメモリを消費する。 [ABR-98818] YahooまたはAT&T SMTP(SSL + ポート465)経由で電子メール通知を送信できない。表示されるエラー:「メールサーバーに接続できませんでした。」 [ABR-88455] VMwareエージェントとそれが管理するvCenter間のネットワーク接続が不安定な場合、vCenterでの変更(仮想マシンの名前変更、別のホストへのマシンの移動など)は管理サーバーに反映されない。その結果、仮想マシンバインディングなど、影響を受ける仮想マシンでの操作が正しく動作しない。 [ABR-65978、ABR-69047、ABR-119118] WinPEベースのブータブルメディアでは、同じセッション中にバックアップした後で復元を実行すると、Acronis Managed Machine Serviceがクラッシュする。 ビルドで修正された問題 50073
[ABR-136635] Windows XP Professional SP3(32-bit)およびWindows Server 2003 R2で、証明書チェックのあるウェブインストーラーが開始直後に失敗する。 [ABR-136528] アーカイブが複数のテープに分散している場合、再スキャンアーカイブが失敗する。 [ABR-136283] 大規模復元からダウンロードしたアーカイブからのディスクの復元が失敗する。 [ABR-134387] 初期シードバックアップのアップロードを中断し、続行し、正常に終了すると、クラウドストレージからの復元が失敗する。表示されるエラー:「アーカイブが破損しています。」 [ABR-133723] インストーラーのセキュリティ向上: ウェブインストーラーはhttpsからファイルをダウンロードし、インストーラーがファイルの証明書をチェックする。 [ABR-131646] Acronis リムーバブルストレージ管理サービスがLinuxでクラッシュする。 [ABR-128794] トランザクションログのバックアップの代わりに完全なMicrosoft Exchangeデータのバックアップが作成される。 [ABR-126216, ABR-119317] Hyper-Vクラスターのバックアップ中、MSSメモリ使用量が増加し続ける。 [ABR-121782] 管理サーバー上に孤立したアクティビティが存在する。 [ABR-121294] Acronis リムーバブルストレージ管理サービスがAcronis Backup 11.7からのアップデート後にクラッシュする。 [ABR-121018] マシンが別のダイナミックグループに存在すると、そのマシンがダイナミックグループから削除される。 [ABR-120652] 仮想アプライアンスがハングすることがある。 [ABR-120090] 管理コンソールがクラッシュすることがある。 [ABR-119902] 管理サーバーのアーカイブ レポートに削除済みのバックアップが表示される。 [ABR-119815] インデックス付け処理が失敗する。表示されるエラー:「格納域の重複除外を行うための十分な領域がありません。」 [ABR-119520] 統合の失敗直後にバックアップの削除を実行するとStorage Nodeがデッドロックする。 [ABR-119275] 管理サーバーの再起動後、1つの集中管理用バックアップ計画の実行の異なるエージェントのアクティビティが個別の実行として表示される。 [ABR-119113] テープに保存されているバックアップの1つが無効な場合、このバックアップが属するアーカイブが再スキャン処理後に表示されない。 [ABR-117997] 仮想アプライアンスによる複数の仮想マシンの同時バックアップ中にservice_process.exeがクラッシュする。 [ABR-117338] Ext4ボリュームのバックアップ中に次の警告が表示される。「ブロックビットマップが破損しています。」 [ABR-117195] 共有にロックされたファイルがある場合、ネットワーク共有のバックアップが失敗する。 [ABR-116155] ネットワーク共有をバックアップする集中管理用バックアップ計画の編集後にmms.exeが中断する。 [ABR-115639] Microsoft Exchangeデータベースレベルのバックアップの参照中に管理サーバーがクラッシュする(メールボックスの一覧>特定のメールボックス>受信ボックス)。 [ABR-113392] Linuxマシンにエージェントをインストールした後、起動時に カーネルパニックが発生する。 ビルドで修正された問題 50064
[ABR-118454] ネットワーク接続の切断により、Acronis Backup Storage Nodeへのバックアップまたはレプリケーションが、数回再試行された後で失敗する。表示されるエラー:「操作はサポートされていません。」 [ABR-116419] [完全バックアップの作成時にドライブのテープを上書きする] オプションが有効にされている場合、完全バックアップを実行中にテープへの上書きが失敗する。表示されるエラー:「テープのデータを上書きできませんでした。」 [ABR-115502] Linuxを実行中のHyper-V Generation 2 仮想マシンを復元すると、起動できない。 [ABR-115008] Acronis Backup Storage Nodeへのバックアップまたはレプリケーションがハングすることがある。 [ABR-114961] Linuxを実行中のコンピューターが異なるディレクトリにインストールされた同一名のモジュールを複数持つ場合、復元後、そのコンピューターを起動できない。 [ABR-114855, ABR-114467] Red Hat Enterprise Linux 7を実行中のコンピューターを復元すると、起動できないことがある。 [ABR-106800] Linuxを実行中のコンピューターにUniversal Restoreを適用すると、「Failed to patch RAM disk 'initramfs-3.10.0-327.18.2.el7.x86_64.img'(RAMディスク「initramfs-3.10.0-327.18.2.el7.x86_64.img」にパッチを適用できませんでした)」という警告を伴って処理が完了する。 [ABR-72996] システムデータベースの照合で大文字と小文字が区別され、さらにデータベースの復元モデルが完全 である場合、Microsoft SQLデータのシングルパスバックアップが警告を伴って完了する。 [ABR-71017] 格納域内の完全バックアップの数が増えると、テープ格納域の参照パフォーマンスが低下する。2000回のバックアップの参照には約15分かかる。 ビルドで修正された問題 50058
[ABR-113076] Acronis Backup Storage Nodeを更新すると、重複したファイルの削除操作がハングする。 [ABR-113725] 破損したデータストアで重複除外格納域のベリファイを実行すると、StorageServer.exeがクラッシュする。 [ABR-113880] Windowsの再起動後に、Acronis Backup Management Server Serviceが開始されない。 ビルドで修正された問題 50054
インストール
[ABR-108740] Acronis Backup Storage Nodeの更新後、ClientConnectionLimit レジストリ値がデフォルトにリセットされる。 ローカル管理
[ABR-109360] SFTPサーバーへのバックアップ中、ネットワーク切断が発生しても自動再試行が機能しない。 [ABR-109183] 複数のCD/DVDに分かれているアーカイブのベリファイが失敗する。 [ABR-107904] 2TB以上の動的LDM/LVMボリュームを、初期化されていない空のディスクに復元しようとすると、ターゲットディスクがGPTではなくMBRとして初期化され、復元するボリュームのサイズが2TBに削減される。 [ABR-107732] WinPE 5.0ベースのブータブルメディアが、ネットワーク共有へのアクセスに失敗する。表示されるエラー:「ファイルへのアクセスが拒否されました。」 [ABR-107651] 再起動が必要、バックアップの場所がUSBフラッシュドライブである、バックアップ計画の作成中に固定ドライブ モードが選択された、といった条件が同時に満たされると、コンピューター全体または個々のボリュームの復元が失敗する。表示されるエラー:「指定されたバックアップアーカイブから復元できません。アーカイブは、復元処理に必要な再起動の後にアクセス不能になる場所にあります。」 [ABR-106079] 大容量復元サービス(日本では未提供)において、ブータブルメディアによるAcronis Cloudからの復元が失敗する。 [ABR-104436] Acronis SnapAPI(snapman.sys)とKaspersky(klif.sys)ドライバの両方がコンピューターにインストールされている場合、ディスク管理 から開始すると、ボリュームのフォーマットが失敗する。 [ABR-106836] ネットワーク共有に配置されている代替データストリーム(ADS:Alternate Data Stream)を使用したファイルのバックアップが、ユーザーによる操作を必要とする。表示されるメッセージ:「別のプロセスで使用されているため、プロセスがファイルにアクセスできません。」 [ABR-104349] 復元タスクの設定中、複数のDVDに保存されたバックアップを検出できない。 [ABR-103227] ボリューム全体(C:\など)のファイルレベルのバックアップからすべてのコンテンツを復元しようとしても、データが一切復元されない。 [ABR-102788] NFSおよびSMBの両方を介してアクセス可能なネットワーク共有に格納域が配置されていると、格納域の参照に時間がかかりすぎる。 [ABR-102152] 大量のファイル(約1億)を含むボリュームをディスクレベルでバックアップしていると、ソースファイルの除外に時間がかかりすぎる。たとえユーザーによって除外が指定されていないとしても(デフォルトの除外のみが適用されている場合など)、この問題が発生する。その結果、バックアップ操作が20%ハングする。 [ABR-100808] Windows Management Instrumentation(WMI)の過度な使用により、Acronis Managed Machine Serviceが想定よりも遅く開始される。 [ABR-99999] Macコンピューターによって管理されているSFTPサーバー上で格納域を作成できない。 [ABR-90055] ブータブルメディアから起動しているMicrosoft SurfaceProデバイスでタッチスクリーンと追加のキーボードが検出されない。 [ABR-85890] RDXドライブへのバックアップ中、Service_process.exeがランダムにクラッシュする。 [ABR-83670] フォルダに5000以上のサブフォルダやファイルが含まれている場合、およびファイルがデータビュー に表示されていない場合、データビュー を介してフォルダからファイルを復元できない。 [ABR-68252] SYSVOL移行(dfsrmig ツールを介した移行など)の後、Active Directoryを実行しているコンピューターのシングルパスバックアップが失敗する。 [ABR-60281] コマンドラインインターフェイスを介したファイルレベルのバックアップ中、バックアップに指定されたフォルダに関する情報およびバックアップ時の欠落に関する情報がログに記録されない。結果として、特定のフォルダがバックアップされたか否かをログで確認できないため、アーカイブを参照できない。 集中管理
[ABR-110632] タスクの実行 レポートの結果が、現在の日付の正しい統計を除き、1日ずれている。 [ABR-110002] 重複除外格納域での統合またはレプリケーション中、Acronis Backup Storage Nodeのservice_process.exeがRAMを消費しすぎる。 [ABR-109044] 重複除外格納域に保存された大規模なバックアップ(8TB以上)のインデックスを作成中、Acronis Backup Storage Nodeがメモリを消費しすぎる。 [ABR-107612] バックアップ計画 レポートに間違ったバックアップ計画ステータスが表示される(エラーまたは警告が出た計画に対してOK が表示されるなど)。 [ABR-107435] 個人用格納域に1つ以上の完全バックアップが含まれ、以前に統合が実行された場合、個人用格納域に保存された増分バックアップが誤った完全バックアップに追加される。 [ABR-104712] リモートデスクトップサービスが有効化されているWindows 2012を実行中のコンピューターが、Acronis Backup Management Server上でオフラインとして表示されることがある。 [ABR-104614] 異なるStorage Nodeによって管理されている格納域間でバックアップをレプリケーションするとき、レプリケーションアクティビティの進行状況が表示されない。 [ABR-104102] 大規模な仮想マシン(2TB超)を重複除外格納域にバックアップするとき、仮想アプライアンス上のservice_process.exeがクラッシュすることがある。 [ABR-102653] 集中管理されたバックアップ計画が2つ以上のコンピューターに適用されている場合、サブアクティビティは計画の詳細で別のアクティビティとして複製される。 [ABR-98809] 複数のバックアップ削除または統合アクティビティが同時に実行されると、Storage Nodeサービスがデッドロックする。 [ABR-98793] Acronis Backup 11.5によって作成された別の暗号化された重複除外格納域から格納域のコンテンツがエクスポートされた場合、暗号化された重複除外格納域のベリファイが失敗する。 [ABR-96509] Acronis Backup Storage Nodeがあるコンピューターからnet use を使用してネットワーク共有にアクセスした後、ネットワーク共有上で管理対象の格納域を作成すると失敗する。表示されるエラー:「同じユーザーが複数のユーザー名を使用してサーバーまたは共有リソースに複数接続することは許可されていません…」 [ABR-96090] Acronis Backup Management Serverがクラッシュすることがある。 [ABR-89456] いくつかの仮想マシンを管理対象の格納域に同時にバックアップしようとするとハングする。 [ABR-89440] バックアップ計画の保持ルールでバックアップの統合が無効化されている場合でも、Acronis Backup Storage Nodeが、バックアップを削除するべくマーキングする代わりにバックアップを統合する。 [ABR-70274] 暗号化された重複除外格納域に保存されたアーカイブのベリファイが遅すぎる。 アプリケーションサポート
[ABR-105005] バックアップを作成する、フォルダを削除する、別のバックアップを作成する、最初のバックアップからフォルダの復元を試みるといった一連のアクションの後、データベースレベルのExchangeバックアップから電子メールのあるフォルダを復元しようとすると失敗する。 [ABR-101531] テープデバイスからアプリケーション(SQL Serverなど)データを復元しようとすると、同じ合計サイズのファイルを復元する場合よりも大幅に時間がかかる。 [ABR-102473] Acronis SharePoint Explorerを使用してシングルパスバックアップから大きなファイル(1GB超)を抽出するとき、処理が失敗する。 [ABR-87348] Acronis SharePoint Explorerを使用してAcronisバックアップファイル(.tib)からいくつかのデータを復元した後、バックアップファイルがロックされる。 Linux
[ABR-110942] ブータブルメディアで、Acronis Universal RestoreがRed Hat Enterprise Linux 7を検出しない。 [ABR-109444] Linuxスタイルボリューム表記モードのブータブルメディアで、バックアップをDVDに保存するとバックアップ後のベリファイが失敗する。 [ABR-109231] XFSボリュームのバックアップでのファイル参照が失敗することがある。表示されるエラー:「ファイルが破損しています。」 [ABR-108108] 特定のNetApp NASデバイス上でCIFSネットワーク共有を参照しようとすると失敗する。 [ABR-107978] カーネル4.4に基づくブータブルメディアで、MultiMediaCards(NVMe SSDを含む)が正しく検出されない。 [ABR-107442] Acronis Backup GUIで、16TB以上のXFSボリュームが正しく認識されない。利用可能な空き領域が0バイトと表示される。 [ABR-107038] 大規模なXFSボリューム(16TB超)のバックアップが失敗する。表示されるエラー:「ボリュームのスナップショットを読み取れません。」 [ABR-106552] ブータブルメディアが、3TB以上のディスク上に構築されたIntelフェイク(半ソフトウェア)RAID 1を検出しない。 [ABR-105653] Acronis SnapAPIモジュールを、カーネル4.6以下でコンパイルできない。 [ABR-103270] Linux内の特定のFujitsu NASデバイスおよびブータブルメディア以下に配置されたNFS共有を参照できない。 [ABR-100341] ブータブルメディアに7つ以上のNICを使用してHyper-V仮想マシンを起動しようとすると失敗する。 [ABR-96081] 復元後、GRUB 2ローダーを使用しても特定のLinuxコンピューターが起動されない。 [ABR-72005] フェイクRAID(Intel Matrix RAIDなど)で実行されているLinuxシステムを、異なるハードウェアに復元できない。 テープ
[ABR-106958] テープ上に配置されたアーカイブに関する情報が、そのテープが消去または上書きされた後、更新されないことがある。 [ABR-105906] Acronis Backupをバージョン11.7にアップグレードした後、スタンドアロンのテープドライブにロードされたテープを、たとえそれがAcronis Backupで以前に使用されたことがある場合でも、すべてインベントリを実行する必要がある。 [ABR-103483] ローカル接続されたテープデバイスに保存されたアーカイブを参照中に、Linuxベースのブータブルメディアがクラッシュする。 [ABR-102619] 特定のテープデバイス上で、テープへのバックアップがハングし、失敗する。 [ABR-102333] 完全インベントリの処理中、テープを取り出すことができない。表示されるSCSIエラー:「テープのアンロードが失敗しました。」 [ABR-102191] 格納域内に壊れたアーカイブが1つでもあると、テープベースの管理対象の格納域にバックアップを保存するバックアップ計画がすべて失敗する。 [ABR-101750] アーカイブ名に英字以外が含まれていると、テープベースの管理対象の格納域へのアーカイブのレプリケーションが失敗する。 [ABR-101431] テープベースの管理対象の格納域へのバックアップ時に、保存されたバイトや処理されたバイトに関する情報が保存されない。 [ABR-101315] Acronis Backupをバージョン11.5 Update 3以前から更新した後、テープベースの管理対象の格納域が読み取れなくなる。結果として、テープデータベースを再構築するために再スキャン処理が必要になる。 [ABR-90072] テープベースの管理対象の格納域に保存されたDAG Exchangeクラスターアーカイブに、予期せぬ0サイズの復元ポイントが表示される。 [ABR-86110] ブータブルメディアで、空でない書き込み禁止のテープのインベントリや再スキャンが正しく実行されない。 仮想環境
[ABR-101003] Hyper-Vホスト上でWMIを過度に使用することにより、Hyper-V仮想マシンのバックアップが失敗することがある。 [ABR-100427] KVMがRed Hat Enterprise Linux 7上で実行されているときでも、KVM仮想マシン内でエージェントが実行されていることがAcronis Backupによって検出されない。結果として、単一のAcronis Backup Advanced Universal LicenseまたはAcronis Backup Advanced for RHEVライセンスを、KVM上で実行されている無制限の数の仮想マシンのバックアップに使用できない。 [ABR-92178] Acronis Backupが、XEN仮想マシンでViridian オプションが有効になっている場合に、エージェントが実行されていることを検知しない。結果として、単一のAcronis Backup Advanced Universal LicenseまたはAcronis Backup Advancedfor Citrix XenServerライセンスを、XEN上で実行されている無制限の数の仮想マシンのバックアップに使用できない。 [ABR-85612] 仮想マシンのバックアップがVMwareエージェントまたはHyper-Vエージェントによって作成された場合、仮想マシンのディスク全体を占有するLVMボリュームがacrocmd list content コマンド出力に表示されない。 [ABR-85413] 仮想マシンの一部が、< 値1 >< スペース文字 >=< スペース文字 >< 値2 > といった形式で指定されたvSphere注釈を有している場合、Acronis Backup Management Serverで有効化されているVMware vCenterとの統合が、vSphereインフラストラクチャにおける変更を正しく反映していない場合がある。 既知の問題
このセクションでは、現在までに把握されている製品の問題および可能な場合はその回避策について説明します。
インストール
ローカル管理
仮想コンピューターの、エージェントレスのディスクおよびアプリケーションのシングルパスバックアップがない(Microsoft SQLメタデータがカタログ化されない)。 回避策: そのようなVMは物理コンピューターとしてバックアップする必要があります。そのため、ゲストOSに必要なエージェントをインストールしてください。
[ABR-68306] LinuxベースのブータブルメディアがOCZ RevoDrive 350を検出しない。このデバイスのオープンソースLinuxドライバがない。 回避策: WinPEベースのブータブルメディアを使用します。
[ABR-66910] LiveDrive FTPサーバーをバックアップ先として選択できない。原因: LiveDrive FTPサーバーは、コマンドが特定のファイルに適用されるときの「LIST」コマンドに関するFTP標準に準拠していません。サーバーからの応答を待機しているときに、コマンドの実行がハングします。
[ABR-32785] Acronis Backup管理コンソールの [アーカイブ ビュー] タブ、[バックアップ内容] ウィンドウ、および[ディスクの管理] ビューで、記憶域スペース名ではなくディスク番号が表示される。 [ABR-31544] ReFSボリュームに復元するファイルに圧縮 属性が設定されている場合、ファイルの復元後にログに警告が記録されない。このようなファイルはサポートされていません。 [ABR-31547] ReFSボリュームに復元するファイルに暗号化 属性が設定されている場合、ファイルの復元が失敗する。 [ABR-32851] セクタサイズが4 KBのダイナミックディスク(ダイナミックAdvanced Formatディスク)にあるボリュームを参照およびバックアップできない。 [ABR-31348] Windows 8/Windows Server 2012の場合: 記憶域プールのメンバーにされたディスクは、Acronis Backup管理コンソールの接続先のWindowsエージェントを再起動してはじめてAcronis Backup管理コンソールに表示されなくなる。 [ABR-32573] ディスクバックアップからのReFSボリュームを読み取り専用 アクセスモードでマウントすると、「E00060106: Failed to save data of backup being edited」(E00060106: 編集中のバックアップのデータを保存できませんでした)というエラーが表示される。回避策: [無視] をクリックしてください。
[ABR-31884] コンピューターにAcronis Backup Exchangeエージェントのみがインストールされている場合、Windowsのコンテキストメニューで、[バックアップ] と[復元] の項目が無効にならない。システムでExchangeバックアップが選択されている場合も、Windowsコンテキストメニューで[復元] 項目が無効にならない。 [ABR-30600] Windows 8/Windows Server 2012で、Wake-on-LAN機能が機能しない。 [ABR-35418] バックアップ先のフォルダ名にスペース文字が含まれている場合、Linuxスタイルボリューム表記のLinuxベースのブータブルメディアで、大量のデータのバックアップが失敗する。 [ABR-34769] 名前にラテン語以外の文字(キリル文字など)が含まれるフォルダにAcronis Backupがインストールされている場合、バックアップが失敗する。 [ABR-34665] 名前にラテン語以外の文字(漢字など)が含まれるフォルダにAcronis Backupがインストールされている場合、災害復旧計画の生成が失敗する。 [ABR-34269] WinPE 4.0に基づくブータブルメディアで、[ディスクの管理] ビューが表示されてしまう。 [ABR-32792] ブータブルメディアで、復元タスクの設定時に、ReFSボリュームにフォルダを作成しようとすると、「ファイルは読み取り専用です」という不明なエラーメッセージが表示される。 [ABR-65418] Acronis Startup Recovery ManagerがXFSファイルシステムのLinuxシステムで起動しない(例: 64ビットCentOS 7.0)。 [ABR-32106] 単一ユーザーモードで使用中のSQLデータベースを格納するボリュームのバックアップ時に、バックアップが失敗する。表示されるエラーは「Failed to start creating the volume snapshot」(ボリュームスナップショットの作成を開始できませんでした)です。 [ABR-28582] FTPに保存されているバックアップからの復元時に、コンピューターのRAM が724 MB未満の場合に、Linuxベースのブータブルメディアが再起動する。 [ABR-111646] Hyper-V仮想マシンが32ビットブータブルメディアで起動できない。回避策: 64ビットのブータブルメディアを使用します。
[ABR-70817] コンピューター全体が再起動で復元し、一部のLinuxディストリビューション(Ubuntu 15.10、Red Hat Enterprise Linux 7.2、Debian 8.1など)から復元が開始される場合、オペレーティングシステムを起動できない。 回避策: ブータブルメディアを使用して復元します。
集中管理
[ABR-27698] アーカイブが管理対象の格納域に格納されている場合、カスタム バックアップスキーム内の[アーカイブのクリーンアップ] パラメータの[バックアップ時に十分な領域がない場合] の設定が機能しない。 [ABR-29591] Windowsレジストリの変更されたストレージノード設定が、ストレージノードサービスが再起動されるまで適用されない。 仮想環境
[ABR-112520] Red Hat Enterprise Virtualization 3.6において、ユーザー名が非ドメイン形式で指定されていると、RHEV環境から リモートインストール向けにコンピューターを追加できない。表示されるエラー: 「データセンターを列挙できませんでした。」回避策: 「admin@internal」の形式でログイン情報を指定します。
[ABR-77204] 固定MACアドレスのHyper-V仮想マシンがESX(i)に復元された後、結果のコンピューターの電源が入らない。 回避策: 復元されたコンピューターのMACアドレスを手動で調整します。
[ABRXII-3548] Acronis Backupのコマンドラインツールでは、Acronis Management Server Service(--service=ams )を使用して、仮想マシンの個々のディスクまたはボリュームをバックアップできない。回避策: 代わりに、仮想マシン全体をバックアップします(--disk または--volume パラメータは指定しないでください)。
[ABR-38392] [バックアップするデータ] ウィンドウに仮想マシンのダイナミックボリュームの文字が誤って表示される。 [ABR-38395] [バックアップするデータ] ウィンドウに仮想マシンのボリュームAおよびBの文字が誤って表示される。