アクロニス、アトレティコ・マドリードと、オフィシャル サイバープロテクション パートナーシップを締結

スペインのプロサッカークラブが、機密データの保護、業務最適化を目的とし、アクロニスの提供するバックアップ、災害復旧、ファイル同期・共有サービスを活用

※本リリースは2020年6月9日にスイス・シャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは、本日、世界で最も著名なサッカークラブの一つであるアトレティコ・マドリードとの新たなパートナーシップ契約を締結しました。同チームはスペインのサッカーリーグ、プリメーラ・ラ・リーガ・ディビシオンに所属し、これまで優勝10回、コパ・デル・レイ（国王杯）優勝10回、国際タイトルで8つのトロフィーを獲得し、現在、UEFAクラブランキング第2位の強豪。アクロニスは同チームのオフィシャルサイバープロテクションパートナーとして、データの損失を防御するために、バックアップ、災害復旧、ファイル同期・共有など、クラブに複数のサービスとソリューションを提供します。アクロニスはこの契約に基づき、同チームが所有する、数百台のワークステーション、サーバー、さらにクラウドストレージなども含めて保護していきます。

アトレティコ・マドリードのTechnology and Digital Development部門のディレクター、ルネ・アブリル（René Abril）氏は、クラブをさらなる高みに引き上げるために、今回のパートナー契約がどれ程有用なものであるか、所感を述べています。「スポーツ、特にサッカーは、長年にわたり技術の進歩に大きく依存してきました。クラブでは、常にスポーツの主導的役割を尊重しつつも、スタジアムでの経験はそのチームワークにより支えられるように取り組んでいます。私共は、センサーとデータ生成を生かしてチーム変革を図るための新しいスタジアムを持っています。アクロニスは、あらゆる脅威から我々の資産であるデータを保護するための、セキュリティ機能を提供してくれます。」

アクロニスのソリューションは、安全、アクセシビリティ、プライバシー、真正性、およびセキュリティ (SAPAS)で構成されたサイバープロテクションの5つのベクトルに基づいて開発されています。この設計哲学に基づいて構築されたソリューションは、組織のデータセキュリティ保護と操作の簡易性の両方を備えています。

アトレティコ・マドリードが活用するAcronis Cyber Protect Cloudは、単一のコンソールでバックアップとリカバリー、マルウェア対策、セキュリティ管理機能を提供することができます。

アクロニスのAcronis Channel Sales Manager、アレッサンドロ・ペロッティ（Alessandro Perotti）は、SAPASとのシナジーは、昨今のサイバーセキュリティ対策に大変重要な概念、と考える理由を次のように述べています。「マルウェア対策、バックアップなどのソリューションがそれぞれ別建てとなっている場合、例え各ソリューションがそれぞれ完璧な製品であっても、保護パッチが必要となります。これにより、組織のランサムウエア防御対策に歪が生じ、悪用される可能性が出てきてしまいます。一方、アクロニスの単一で統合されたアプローチは、この歪を解消するだけでなく、すべてが単一のコンソールで管理されているため、今までよりもデータ保護を完璧かつ簡単にできるようになります。

アクロニスは、サイバープロテクションソリューションの提供に加えて、アトレティコ・マドリードとデータ分析関連の共同プロジェクトを実施します。「データは今のスポーツチームにとって極めて重要です」とペロッティは語ります。「我々は、アトレティコ・マドリードのデータを保護するだけでなく、彼らが生み出すデータ分析にも関わることができることに大変誇りに思っています」

このパートナーシップの締結は、先般、バーチャルイベントを介して正式に発表されました。このイベントにおいて、アクロニスは、世界で流行している新型コロナウイルス感染拡大の状況下においてもチームを支えていくことを宣言しました。

アクロニスのスポーツパートナーシップの詳細については、https://acronis.sportをご覧ください。