2019年8月7日
プレスリリース

アクロニス、エッジのサイバープロテクション向けハイパーコンバージドソリューションの メジャーアップデート、Acronis Cyber Infrastructure 3.0 をリリース

Acronis Cyber Infrastructure 3.0 では、スケールアウト可能で費用対効果の高い、エッジ向けの多目的サイバープロテクションソリューションを構築することができます。

※本リリースは 2019 年 7 月 16 日にスイスのシャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションの世界的リーダーであるアクロニスは、本日、Acronis Cyber Infrastructure 3.0のリリースを発表しました。業界標準のハードウェアを使用し、コンピューティング、ソフトウェア定義のネットワーク、ブロック、ファイル、オブジェクトストレージの各ワークロードを統合する、ソフトウェア定義の汎用インフラストラクチャソリューションに対するメジャーアップデートとなっています。

今回のリリースでは、インフラストラクチャのパフォーマンスと安定性が向上します。また、柔軟なライセンスモデルで運用コストも削減できるほか、仮想プライベートクラウドやハイブリッドクラウド、マネージドプライベートクラウド、ハイブリッドストレージソリューションなどのさまざまなユースケースにも対応できるようになりました。これによって、アクロニスのパートナーやお客様の可能性が広がります。

Acronis Cyber Infrastructure 3.0 では、お客様は、Linux や Windows 仮想マシンボリュームのアプリケーション整合性スナップショットのほか、仮想ルーターや送信元ネットワークアドレス変換(SNAT)、静的ルート、浮動 IP アドレスのサポートによる柔軟な仮想ネットワークをご利用いただけます。マルチテナントサポートとセルフサービス機能によって、エンドカスタマー自身でリソースの管理と追跡が行えるため、サービスプロバイダーにとっては、エッジのお客様の管理が簡単になります。さらに、サービスプロバイダーの場合は、自社のソリューションをブランド化し、請求および CRM のソフトウェアとシームレスに統合できます。これらは、OpenStack と互換性のある API によって簡単に実現できます。最も利用されているコンポーネントのひとつである Acronis Backup Gateway には、ジオレプリケーション用の直感的なインターフェイスなど、多数の改良が加えられました。また、非同期レプリケーションによって、最適なバックアップ先を構築できるので、ローカルストレージやプライベートストレージ、パブリックストレージのニーズに対応することができます。

アクロニスの創業者兼 CEO である Serg Bell(セルゲイ・ベロウゾフ)は次のように述べています。「今回のアップデートは、包括的なサイバープロテクションソリューションの提供に向けたエキサイティングな一歩となりました。Acronis Cyber Infrastructure は、先日発表した Acronis CyberPlatform と併せて、アクロニスのサイバープロテクションサービスの強固な基盤であり、包括的なエンドツーエンドのサイバープロテクションを提供するという当社のビジョンに欠かせないものとなっています。アクロニスは、データ保護プロセスを簡素化することによって、お客様が主要なビジネスに注力できるよう支援します」

Acronis Cyber Infrastructure 3.0 は、お客様やパートナーの皆様に包括的なサイバープロテクションを提供するアクロニスの機能を強化することで、Safety(安全性)、Accessibility(アクセシビリティ)、Privacy(プライバシー)、Authenticity(真正性)、Security(セキュリティ)の「SAPAS」と呼ばれるサイバープロテクションの 5 つのベクトルすべてに対応します。この包括的なアプローチによって、増大する複雑さ、セキュリティに関する懸念やコストの増加といった、現代の IT チームが直面するさまざまな課題を企業が乗り越えるサポートをします。今回のアップデートで、アクロニスは、すべてのお客様のデータやアプリケーション、システムに提供している簡単で効率性に優れた安全な保護を拡張します。

Acronis Cyber Infrastructure 3.0 の新機能

  • マルチテナントシステムでエンドユーザーへの効率的なリソース提供を実現するセルフサービスポータル。独立したワークロードと共有環境で運用しているプロジェクトは分離。
  • Linux や Microsoft Windows のデプロイと互換性がある、仮想マシンボリュームのアプリケーション整合性スナップショット。
  • 仮想マシンの高可用性。モードの故障が起きた場合に、ワークロードの自動復元も可能。
  • Acronis Backup Gateway のジオレプリケーション。Acronis Cyber Infrastructure 3.0 の2つのクラスタ間の非同期レプリケーションとフェイルオーバー。
  • Acronis Cyber Infrastructure Storage Appliance の高可用性管理パネル、アプライアンスの構成ウィザードの改善。
  • 変更点の詳細な記録については、次のページをご確認ください:https://dl.acronis.com/u/software-defined/relnotes.html

詳細の確認や試用版のダウンロード、お見積もりのご依頼については、次のページにアクセスしてください:https://www.acronis.com/ja-jp/business/cyber-infrastructure/



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています詳細はwww.acronis.comをご参照ください。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications